自閉症の息子と共に歩みながら、沢山の仲間や支援者に支えられてきました。そしてきっと、これからも〜
自閉症の息子と出会い《ジヘイショウ》を知りました。様々な出会い、失敗、成功・・・過去を振り返りながら今を綴ります。そして今、私たちの暮らす社会との架け橋になろうと思います。
【登場人物】アイボ:自閉症(カナータイプ) コアカ:アイボの姉 アカギ:父 ハレハレ:母(管理人)
2007/7/29
今日は、ボランティアさんとわんぱく広場に出かけました。
まずは、おもちゃ博物館へ。
さらりと見学し何に一番興味があったかというと・・・セーラームーンのアミちゃんでした。
等身大の人形と手をつないでパチリ!(写真)
2つ上のおねえちゃんの影響をしっかり受けてしまいました。
次は不思議な船。
じゃんけんのゲームを歌いながらリズムをとっています。(ゲームにはならないのですが)

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2007/7/17
祝日にアイボは、『おばあちゃんち、いく』と言いだしました。
アイボ:『おかいもの』『おはな、きれい、もって』
おばあちゃんちに、お花を持って行くから買えと云うのです。
アイボに急かされ、手土産とお花を持って遊びに行きました。
仏壇に花を供えると、花瓶を置かせません。
『はな、もって、いく』何やらお寺の方向を指差しています。
お墓参りに行くというのです。
そこで、母と私とアイボ(はなを持って)で歩いてお墓にお参りにいきました。
母は亡くなったおばあちゃんも、きっと喜んでいるよ!と感激していました。
お盆には例年やっていたことなのですが、なぜ今日なの?????
出勤だった主人に今日の事を話すと、
『アイボには我々には見えないものが見えるのかな??』と摩訶不思議なことを。
帰り道近くのお墓をみて『おはな』とつぶやきました。
お墓=お花 なのでしょう。
これを機にお墓とお参りを教えると、口ずさんでいました。
次回はお墓参りで伝わるでしょうか・・・。
アイボは手に花を持っています。
しかし、アイボの思考にアッパレの1日でありました。

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2007/7/17
“早期療育は、まず親の療育から〜”ある精神科医からの言葉です。
私も家庭の安定が一番だと思います。
素晴らしい先生に1時間療育を受けても、家に帰って無理強いの連続では・・何の意味もありません。
遊び方、関わり方、支援の仕方、一番困ることへの対応法など教えてもらえれば、毎日が生きた療育になりますし、明るい兆しこそが“がんばれるエネルギー”になります。
これが、受容なんです。
親が腹を決めるとパワフルですよ。
ペアレントトレーニングや福祉利用についてなど、当たり前に受講できるといいですね。

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2007/7/16
○○の泉の最後のメッセージに、こんな言葉がありました。
『自分に満足した人は、傲慢になる・・・〜〜』
『自分に満足しない人は、謙虚である・・〜〜』
この言葉にすごく納得!!
世界・日本で自閉症の支援で活躍される方に共通することは、皆さん驚くほど謙虚なんです。大先生なのに〜〜。
これは、更なる支援や本人の幸せを願うということには、終わりはないということなのでしょう。
2006年自閉症カンファレンスでの、ゲーリー・メジホフ氏の最後の言葉でした。
アイボの道のりも、まだまだこれからであります。
私も見習い、更なる努力を重ねなければなりませんね。

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2007/7/11
感覚の偏り(違い)は、見えないのでわかりにくいですね。
でも、よ〜く観察していると少しづつ見えてきます。
アイボにも感覚の偏り(過敏さ)があります。
それを教えてくれたのは、よこはま発達クリニックでした。
(小4:親からの聞き取りや当日の様子から)
幼児期からアイボは、手をひらひらさせつま先で弾むようにステップを踏んでいました。
電線やブラインドなどきれいに並ぶものを恍惚と見つめていました。
明らかに、一定の視覚刺激を好んでいました。

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