自閉症の息子と共に歩みながら、沢山の仲間や支援者に支えられてきました。そしてきっと、これからも〜
自閉症の息子と出会い《ジヘイショウ》を知りました。様々な出会い、失敗、成功・・・過去を振り返りながら今を綴ります。そして今、私たちの暮らす社会との架け橋になろうと思います。
【登場人物】アイボ:自閉症(カナータイプ) コアカ:アイボの姉 アカギ:父 ハレハレ:母(管理人)
2007/10/8
まさに秋晴れのお天気です。
良く行く井頭公園に出かけました。
甘いバラの香りやキンモクセイの香り、さわやかな風、雲ひとつない空、林の中は木漏れ日が差し込んで五感一杯で秋を満喫してきました。
しかし・・・このあと大変なことに
アイボの体力は、もうとっくに親を抜いています。
出発からほどなくして、ついていけなくなり見失ってしまったのです。
大体コースが決まっていて、お気に入りの場所やアイボが待つポイントがあるので、何の心配もなく秋を満喫していたのです。
ところが、外回りを1周しても駐車場をみてもいません。
だんだん焦って貸し自転車を借りに行きと、いつもの方が“どうして今日は一人?”と顔を覚えてくれていました。
私:『息子を見失って・・』
管理:『あなたいつも自転車借りても一周しかしないじゃない!早くこれに乗って行きなさい。』と貸してくれたのです。
こんな時は、家まで帰ってしまったのか?池にハマってしまったのか?・・ろくなことは考えません。
マラソンやウオーキングをしている方や園芸売り場の方などにその日の服装を話し
『見かけませんでしたか?』と聞いてまわり、池の方に目をやっていた頃、アイボの声がしました。
『かあさ〜ん、かあさ〜ん・・・』アイボも私を探していたようです。
すぐに声をかけ合流。
駐車場で待つそうに話、自転車を返しに行きました。
管理:『見つかったの?』
私:『はい、お騒がせしました。ありがとうございました。』とお礼をいいアイボの元へ。
待ち合わせの駐車場に向かうと、さっき声をかけた園芸売り場の方が、遠くからアイボを見つめてくれていました。(気づいてくれたようです)
この公園は幼児期から通いなれたところで、大好きな場所です。
サイクリングコースもあるのですが、アップダウンがありここでは1周で満足でした。
余暇なので無理にさせる必要はありませんよね。
違う場所のサイクリングコースでは1時間は乗っています。きっと平だから乗りやすいのでしょう。
しかし最近のアイボは、おふざけが過ぎるんですよね。ケタケタ笑いながら先に行ってしまうのですから・・・。
それでもポイントでは待っていてくれるのに、この日はどこかですれ違ってしまったようです。
途中、小学校時代の先輩家族に出会い、小川のせせらぎのところでずっと待っていたことを知らされました。
そこはお父さんと行くコースです。
アイボは待っていたようですが、林の中に行ってしまえば分かるはずはありません。
今、二キリンコさんの書いた本を読んでいるんのですが、母親は何でも知っていると思うようですね。
確かに、歩く道は舗装し大きな石ころをよけながら歩いては来ましたが・・・(>_<)。
見失っていた時間としては40分くらいだったと思います。
その日は筋肉痛で足が痛かったです。
アイボもちょっとは懲りてくれたかな???

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投稿者: ハレハレ
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コメント(2)
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