勝つ確率  

福岡で2連敗した阪神でしたが、甲子園では見事に3連勝してくれました。
連日のサヨナラ勝ちで、もう興奮してしまいますね。

普段はプロ野球に全く興味が無いのですが、やはり今年だけはTV中継を見てしまいます。
私も、母も一緒にテレビ観戦していました。
母も、もちろん大阪生まれの大阪育ちですから、阪神を一緒になって応援します。
こんなにプロ野球が面白いと思ったのも初めてでした。

私にとって、阪神が甲子園で連勝してくれたのは、格別の意味がありました。

↓下の方にありますように、来月から母に投与される抗癌剤の奏効率は、ほぼ「今シーズン、阪神が甲子園で勝利した確率」と同じなのです。

だから福岡で負けた時、「ああ、やっぱり今年常勝の甲子園でも負ける時があるかも知れない……」と思っていました。
これは、とりもなおさず「奏効率の高いクスリでもひょっとしたら利かない時があるかも知れない……」という気持ちにさせてくれました。
だから、こんなに力強くプロ野球の試合を応援したのは初めてでした。

そして、星野阪神は勝ってくれました。
負けませんでした。
「やはり負けないんだ!」という思いを強く噛み締めながら六甲颪を聞きました。
ありがとう、星野監督。阪神タイガース。
0

なおるんかな……(^^;) 1/2  

ココを読んでおられる方に心配かけてはいけないので、また書きます。

昨日、母は外来で病院へ検診に行った。
もし何らかの説明の必要があるかも知れないと思ったので私も随伴した。

偶然なのだが、家の修理もちょうど母の退院する2日前に終了していた。
が、私の部屋の天井の修理(内装工事)だけが残っており、これまた偶然にもこの検診の日に当っていた。
朝から、職人さんに指示した後、様子を見て病院へ行った。

家の工事と母の病気はなぜか不思議と日程が重なった。
実は、この家を新築工事をしていたちょうどその時期、母の一回目の大病である「子宮筋腫」の手術をし、子宮全摘という大手術をした。退院して2ヶ月目くらいでこの家が完成したのだ。
今回も、このLOGに書いたように、最初に足場が組まれた日がインフォームドコンセントの日で、退院の2日前に足場が撤去されたのだ。
0

なおるんかな……(^^;) 2/2  

さて、病院ではほとんどが待ち時間で費やされる。
カードを持って名前が呼ばれるのに40分。診察が終って会計が終るのに30分。
診察は15分も掛からなかったのだが。

主治医の先生は母の顔色を見て、これなら次の検診を飛ばして、そのまま11月上旬からの抗癌剤投与まで大丈夫だと仰っしゃられた。
元気が無いと点滴をする予定もあったが、それも必要なかった。
安定薬や眠剤(内科に処方してもらった)整腸剤などが出ただけだった。

私は密かに、主治医の先生に漢方薬の併用を相談するつもりだったが、先生は眠剤の処方の際も「私はクスリがキライやけど」と仰っしゃられていたので、結局話さず終いだった。
まあいいだろう。
漢方薬は身体のホメオタシス(恒常性)を保つためのもので、言わば「盾」……防御のようなもの。抗癌剤が「矛」……癌に対する攻撃であるから、表裏一体となって奏効率を高める。
抗癌剤投与の少し前あたりから飲んだらいいかな、と思う。

漢方薬は、西洋医学の医師にとってはよく判らないものだと思う。
先日、中国が独自の有人宇宙船の打ち上げに成功した。
ロシアのソユーズ宇宙船のコピーかとも思われたが、実際には改良発展型であり、ほとんど独自開発された部分の方が多いと言う。
中国の技術をなめてはいけない。
今世紀の科学技術は、西洋の技術と東洋の独自の技術を組み合わせることによって、更なる前進が成されるはずである。

診察が終って、母に付き添って近くのスーパーで買い物し、家に戻ったらもう天井の工事も終っていた。
午後から風呂釜の修理の予定があるだけだったので、大阪の事務所へ出ることにした。
急に新しい仕事が入っていたので、それを片づけた後、HPの更新作業をしていたら、IE5.5の具合がおかしくなった。
ダウンロードし直そうと思ったらもうリリースを終了していた。
IE6はWin95には非対応なのに。マイクロソフトの横暴には腹が立つ。
95を未だに使っている人間はどうしろというのだ?
試行錯誤していたら、失敗してIEが3.02に戻ってしまった。
くそ〜っ!
0

悪夢?  

今朝、母と話していたら、幻覚症状が起きた時の話におよんだ。

全てを話した。

母は、ようやく記憶の辻褄が合ったようで、これまでそれが夢だったのか現実だったのか判らなかったと言っていた。
その間に見ていた悪夢の話をしてくれた。

半分位は、ずっとそばにいて寝言で聞いていたので、内容も、それがいつ頃見ていた夢か知っていたが、寝言だけでは判らなかった部分も話してくれた。
笑ってしまった。

その1は、「アルジャーノンに花束を」の様に、主治医の先生に新たな治療法の臨床試験に使われた夢だったらしいが、どうやらその方法が「サイボーグ化」だったらしい!
裏から電波で操縦されたとか……。(笑)
でも自分で生きる力が強くて、先生の思い通りに行かなかったらしい……。
「あー、そーゆー夢やったんか。アトムみたいとか寝言で、ゆーてたな。それは……月曜日に見ていた夢やわ(笑)」
その2は、病院で子供向けのアトラクショーをやる(なんでやねん!)話で、私自身がなぜか「MATみたいな制服を着て」現場を仕切っていたそうな。(^^;)
で、若い現場スタッフに指示しているのだが、若いスタッフが怪獣のぬいぐるみと間違えて(!)ウチの母を出演させて、ウルトラマンに爆発させられそうになったとか(!)
なんでやねん!……とツッコミつつ、聞きながら腹をかかえて笑ってしまった。
これは初耳だった。
その3は、同名異人と間違われる話。だが、その同名異人がヤクザに追われている身で、家族や身内のために身を隠さなければならない。退院後、四国の尼寺に数年間身を隠す、というらしい。
これまた「なんでやねん!」とツッこんでしまったが……(^^;)

寝言を聞いていただけでは、もっと深刻な悪夢なんだと思っていたが、なんか笑ってしまう夢だった。
ちなみに上記の件は母にはナイショで公開してるので、決して公言しないように。(^^;)

それと詳しく聞いて判ったのは、いずれも自分は生きたい!元通りの元気な生活に戻りたいと切望しているということだった。
これは心強く思った。

病は気から……生きたい!と強く思っていれば、病魔には克てる。
0

命の確率−その2 1/3  

母は本日退院した。
家に帰って、赤飯を自分で炊いていた。
本人はまだお粥しか食べられないのだけれど……。

それに先だって、主治医の先生から「告知」が行われた。

実は今後の化学療法についての詳しい説明を私たち家族にする予定で、私も「試験前に一夜漬けで勉強した学生」の様に、ある程度の知識を仕入れて臨んだのだが、本人が「自分のことだから聞きたい」と言い出した。
それで先に私たちを呼び寄せた先生は、真剣な顔で耳打ちした。
「本人にはシビアな話は出来ませんから……」
その言い方が逆にショックで、私は内心ひどく落ち込んだ。

本人には「実はガンでした。ですが全て取り去りましたので心配はないです。予防のために、抗癌剤を使います」と明るく説明された。
「まあ、そうやないかと思ってました……」母は応えた。

来月から投与開始。
週1回外来にてCDDPを点滴投与し、TS-1を内服。3〜5クール続けてみる。1クールは5週間で、うち後半2週間は休薬。
その後に別の内服薬を1年位投与してみるとのこと。
「それで無罪放免ですわ」
主治医は明るく笑い、母も笑っていた。私も笑った……。

TS-1は、欧米では以前から効果が認められて承認されていたが、ようやくごく最近日本でも承認された新薬。フルオロウラシルに近いが、副作用が非常に少ないらしい。
「最新の薬です。副作用は、特にありません。脱毛もしません」
毛が抜けない、と聞いて、なんか気が抜けてしまった。
最新の抗癌剤は、それだけ侵襲が少ないらしい。
21世紀の科学技術の進歩はすごい。
0

命の確率−その2 2/3  

抗癌剤は治療域の個人差が大きい。
副作用と効果の出る投与領域が極めて近い。それが個人によって違うので、一般に「副作用が大きくてあまり効かない」というイメージがある。
この投与量は体重や年齢から割り出された量らしい。

複数の薬を組み合わせて使い奏効率(薬の効く確率)を上げるというのは、国立ガンセンターなどでも用いられている手法らしい。
これだと、一つづつの薬の奏効率が低くても、複合的に作用して生存率を上げるらしい。

確率の話はしないと、私は以前ここに書いた。
私の仕事上、確率には敏感である。

一般的に、多くの商業施設で行われる「福引き抽選」の確率で言うと、当選する確率は10%前後である。
この10%というのが結構「域値」となっており、これ以上の確率だと「よく当たる」ように思われ、これ以下だと「あまり当たらない」ような気がするのだ。
確率15%位だと、どうだろうか?
これは「かなり良く当たる」感じになる。
というのも、1日10時間の営業時間で、1日当り2,000回の抽選回数という平均的な商業施設の場合を想定すると、1分平均3.3回。
大体1人当りの平均抽選回数が3-4回が標準的なので、毎分1人位のお客さんが来る計算になる。すると……計算上、当選確率15%だと6.6回に1回当ることになり……2-3人連れのお客さんが来れば、大体いずれかのお客さんは当ることになる……。
2-3人連れのうち誰かは当る、2分に1回は当りが出る……そんな感じだ。
これなら、見物してる客も「くじを引いてみよう」と皆、思うはずだ。

……ステージ4の胃ガンから、外科手術・化学療法を経て5年後に生存する確率は、ほぼこれ位である……。

私は、母に、福引抽選会場に並ばせたことになる。
母は今、2枚の抽選券を持っているのだ。
「21世紀の科学技術」と、可能性を信じる勇気を携えて。

やらなければ、可能性は0%なのだから。
0

命の確率−その2 3/3  

さて、もう少し抗癌剤について調べてみた。
CDDPというのは、いわゆるシスプラチンで白金製剤と言われるらしい。
本を読んで落ち込んだのは、奏効率が僅か17%しかない……ということだった。
抗癌剤の奏効率は高くても30%程度だとは聞いていた。だから何種類かを併用するのだ。
これはあまり効かない方の薬だった。

続いて、新薬のTS-1について調べてみた。
TS-1は、20世紀中に発行された医療マニュアルには載っておらず、「効果が期待されているので、今後使われていくだろう」と書かれていた。
驚いた。
何と、奏効率は49.1%(後期第II相試験)だという!!
他の抗癌剤に比べても、圧倒的に高い奏効率である。
(胃癌に効く薬の中では35%以上は現在この薬だけ)

これはたいへん心強い。
流石は、21世紀になって使われだした新薬である。

更に、このTS-1とCDDPの併用療法においては何と!76%もの「極めて高い奏効率が報告されている」(『胃がん診療と化学療法』坂田優編:ヴァン・メディカル社刊:2001/11/10発行:P78より引用)
つまりは抗癌剤によって再発を抑制出来る確率は現時点で8割近いということだ。
これは、今年のタイガースが甲子園で勝つ確率にほぼ等しい!
これなら挑戦する価値は充分ある。
0

SPEEDは燃えているか? 1/3  

SPEED再結成コンサート大阪公演行って来ました。

めっちゃ楽しかったーっ! \(^o^)/♪

ハッキリ言って、これまで何度もSPEEDのコンサートに行きましたが、その中でも最高です!
これ以降の文章は、部分的にネタバレになりますので、コンサートツアーに行かれる方はお読みにならないでください!特に今回、ネタバレしない方がずっとずっと楽しめます!

とりあえず、何点か……

◎新SPEEDだった!

ドームツアーや淡路島での再結成LIVEが「同窓会」だったのに対して、今回は成長し、更に前進したSPEEDの「今」を見ることができました。
新しい展開、そして新曲も今までに無い新しい試み……。
常に前向きに前進する「あのSPEED」が帰って来たのです。これがSPEEDです!
今回、前のような一日だけという訳ではなくツアーでもあり、また準備期間もリハも練っていたので、かなり凝ったものが観れるであろうとは予想していましたが、結果は予想を遥かに越えたものでした★
新聞報道などで「最盛時と変らぬダンスで……」などと書いてあったので「なんだ変ってないのか……」と思っていましたが、実際に見てビックリでした。

タイトル曲は、いかにもSPEEDらしい王道を行く曲で、新アルバム曲は変化球……バリエーションの幅広さ、芸幅の広さを見せてくれました。
これはまさに「新SPEED」あるいは「SPEED2」と呼ぶに相応しい。
旧SPEEDは1335+1日の活動期間だったのに対して、この新SPEEDは新たにスタートしたのだと感じました。

旧曲の編曲も大きく変更され、バラードはよりしっとりと心に響き、アップテンポな曲はよりBeat感を増したDance Tuneとなっていました。(Avexに移籍したからか?)
0

SPEEDは燃えているか? 2/3  

若い頃の曲の振り付けも一部アレンジしており、「今ならこう表現する!」というのを見せ付けられた気がします。
最近のダンスナンバーなどは、更に磨きのかかったダンスが観られ、今もってTop SPEED、今もって日本の頂点に立つSuper Dance & Vocal Unitなんだと再確認しました。
あの強烈なStageを観ると、SPEEDの前にSPEED無し、SPEEDの後にSPEED無し……と思ってしまいます。

期間限定というのは勿体無いですが、このようにまた休止期間を挟み、各々メンバーがソロ活動を通じて再充填され、チャリティなど「SPEEDの活動にふさわしい『時』」が来れば集結し、より一層高度に磨かれた表現力で新たなStageに臨む……それがSPEEDのあるべき姿なのかも知れません。
「普通のアーチスト」として活動しているメンバーが、必要な『時』が来れば集結し、一転してSPEEDのメンバーとなり、人々のために活躍する……それがSPEEDなのかも知れません。
1+1+1+1=∞……これがSPEEDです。

◎ともかく楽しかった★

これに尽きます。
アップテンポ曲、心を打つバラード、そして大いに盛り上がる曲。
新曲の意外性……これは「やられたー」と思いました。
MCにしてもSPEEDらしいトークで楽しませてくれましたし、バックメンバーの紹介や新曲紹介の前振り、そしてアンコールまでの間を持たせるVTRに至るまで「楽しさ」「ENTERTAINMENT性」が目一杯あり、たっぷりと楽しませてくれました。
これは、やはりメンバーの余裕の現れなんでしょう。
こういう展開が可能なら、旧SPEEDももっと長く活動出来たように思います。
0

SPEEDは燃えているか? 3/3  

◎構成が凝っていた!

旧SPEEDの頃のコンサートは、ともかく若さに任せて一気呵成に、一直線全力疾走の感じでした。
それはそれでSPEEDらしかったのですが、やはり私たち年長のファンにとって付いてゆくのがやっとで、体力的にもキツイ感じでした。
それに比べ、今回の全体構成は、まさに緩急自在。
アップテンポ曲で要所要所を全力疾走しますが、そのために力を溜める部分が随所にあり、中盤のトーク〜バラード系という展開は非常に「聴かせる」感じになっており、とても好感を得ました。
そして、アップテンポ曲の疾走感はより一層磨かれており、瞬間的に最高速度に達する感じ。
笑いを取る所、そしてラストには客席の皆をHappyにさせる魔法。
おそらく、メンバー本人たちももう4人中3人までが成人するくらい落ち着いてきた、ということもあるのでしょう。

また、各ソロ曲の時にそれ以外のメンバーがバックを務めるという豪華な編成……これはそれぞれのソロコンサートではあり得ない豪華さです。
先にも触れましたが、随所にVTRを取り入れて着替えタイムの中だるみ感を無くすなど、非常に凝った構成でした。




他にも挙げていけばキリがありませんが、ともかく最高でした★
今も、彼女たちの歌声が脳裏に響いています。
帰りに現役のアクターズスクール生徒の子にも言いましたが「キミらはええ先輩を持ったな」。

「何があっても負けない力」……現実に立ち向かう勇気や、希望……生きて行く力をいっぱいもらった素晴らしいコンサートでした。
ありがとうSPEED! ありがとう!
0




AutoPage最新お知らせ