栃木県小山市の
「自転車出張修理 星野輪業 enjoy bicycle life HRG」です。
今日はこのところお客さまに迷惑が掛かってしまっている事例についてご紹介します。
ご迷惑といっても決して私がかけたわけではありません。
数日のうちに立て続けに「slime」というパンク防止剤の入っているチューブで起きた事例です。
空気を入れるバルブ近くにこのようなシールが貼っているものは、パンク防止剤の「slime」が入っているものです。
この商品について私としては非難するわけではありません。
今回の事例はこの防止剤が写真のようにバルブ周辺に集まり、そして固まってしまうことがあるということ。そのことによって空気が自然に抜けてきたとき、空気入れを使ってバルブから空気を入れようとしても入らない状態でした。
虫というゴムのついたバルブを抜いても、チューブがペシャンコにならない状態です。このバルブにつまようじで固まったスライムを取り除くと(尖っていないほうを突っ込んでくださいね)空気が入るようになります。空気を抜くときに多少中の液体が出てきますので、何か拭き取るものをかぶせておいた方がいいです。
空気が入る状態で水試験をすると、どのチューブもパンクはしていませんでした。
要は上記のようなことをすればパンク修理にお金を使わずに済むかもしれなかったということです。
このslimeについては「slime 自転車」で検索するといろんな情報が出てきます。判断していただくのはお客さまなので、まずはどんなものなのか、情報を確認していただき販売店から「slime」を勧められた時の判断材料にしてください。
ではでは

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