どもーーIでぇすよ。
県南大会まであと2日となりました。
30日が本番です。
大きなホールで演奏するのはかなり緊張します。
だから、今からもう緊張感を持たないと。
アガっちゃいけないんだけどね。
・・・そんな時期だというのに、1年生はもう・・・
特にトロンボーンの1年生はもう!男2人もいて、いつも喋ってばかりで練習しない・・・のは1人だけで、あとの1人はちゃんと練習してます。
練習していないで何やってるかと言うと・・・
寝てる。
こっちが一生懸命練習しているのにあっちでは寝てる。
不座賢者根ぇ!(ふざけんじゃねぇ)
俺が起こしに近づいた。そしたら
下半身からありえないほどの激痛が。
てめぇ先輩の股間殴りやがったな!
先輩と後輩の区別もつかないようなお前にトロンボーンなんか教えてやるか!出なおして来い!って言いたい。ものすごく言いたいが3年の先輩やたまにくる高1の先輩に「教育がなってない!」といわれてしまうのでそういうわけにかないのだ。
で、帰り。
その1年2人がいつも先輩と帰りたくてしょうがないみたいで。
俺は3年の男の先輩2人と帰るんですけどね。
その先輩から、
「GO!って行ったら、スピードあげて行けよ。1年に追いつかれない程度に」
と言われて
GO!
「せんぱーーーーーーい!!!!」
と、もう近所迷惑になるぐらい大きな声で叫んでいる後輩。
ついてくるな!
途中の分かれ道。1人の先輩と俺は左の道、もう1人の先輩は右の道に走って行った。
そんで、1人の後輩は左、もう1人は右の道へ行った。
俺の後ろについてくる後輩、俺より早い先輩・・・もう体力が・・・
ああ、隣にいる人、危ないから避けて行って・・・
って
後輩に追いつかれてるし!
結局1人の後輩はものすごく早いために諦め、その後輩と一緒にもう1人の
俺の股間を殴った奴から逃げることに。
途中で別れた先輩と合流するために、待っていることに。
「お、来た来た」
遠くから先輩がゆっくりくる。よく見ると背が小さい。あれ?先輩あんな小さかったっけ・・・?
「せんぱ〜〜〜〜〜〜い!!!!!!」
あれ?先輩は?って何でお前が先に来てるんだよ!
しかたない。先輩置いて行くか!
俺は、もう体力ないのに・・・と思いながらも一生懸命走った。
「せんぱぁぁぁぃ・・・」
という声も聞こえなくなり、知らない道や険しい道を通ってようやく奴も間違えて違う道に入り迷子になったであろうという安心感に浸りながらゆっくり走っていた俺。
先輩も帰り、後輩と一緒に帰った俺。
「せんぱ〜い!」
ああ、耳が変だ。空耳かな。
「せんぱーい!」
ってええ?おま、もう追いついたのかよ早いよ恐いよ
そんでまた、俺達は一生懸命、先輩と後輩の区別もつかないような奴から必死に逃げました。
いい運動したわ俺。

0