今日,K太が好きだった先生が,学校を辞められることがわかりました。
昨年からお休みされていたのですが,退職されるとのこと。
好きだった先生が退職されることを知って,K太は少々ショックというか,悲しくなったようです。
私も,K太がこの先生に教わることは多分もうないだろうな,と予想していましたが,それでもK太が好きな先生ということもあり,がんばって欲しいと思っていましたので,残念な気持ちと同時に,正直言って,釈然としない思いがあります。
話は変わりますが,昨年のお盆に帰省したとき,私が小学校1年生のときの担任の先生と30数年ぶりに再会することができました。
私は,この先生が大好きでした。
先生は,私が3年生になった春に転勤されたのですが,そのことを朝礼で知ったとき,私は校庭で泣いてしまいました。それくらい好きな先生でした。
その先生と再会したとき,私はやっぱり涙が出そうになりました。
小学1年生という,幼い時のほんの1〜2年だけの短い期間であっても今もなお心に残っている先生。そういう先生に出会えて私は幸せだと思っています。
ではK太やT子は?
大人になったときに,「あの先生はどうしているかな?」「あの先生に会ってみたいなぁ」そんなふうに思える先生と出会っているのだろうか。
K太もT子もまだ小学生ですから,これからたくさん出会うのかもしれません。
でも,K太の小学校時代の思い出の先生,「心に残る先生」になりえた先生が辞めてしまったことで,この先生の思い出はK太にとっては悲しい思い出として心に残ってしまうのではないか。それが親としてはちょっとつらいなぁと,K太の泣きそうな顔を見て,思ったのでした。

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