焼肉交流会が始まったのが午後6時半ごろ。
肉を焼き始めたのは,それよりちょっと遅れてからだったけど(理由は焼肉のタレを買ってくるのを忘れていた!から),子ども達は肉が焼けるとすぐに
「肉下さい,にく,にく,にく〜!」「これもう焼けてますか?」「肉!
はやく入れてください」「焼けたの下さい!」と,うるさい,うるさい。
「
お前いったいどれだけ入れたら満足するんだ?」というヤツもいれば,
「
え?一枚だけでいいの?」という子もいて,
肉を焼いて子どもたちに取り分けるだけでも,性格が見えてきて面白い。
肉ばっかり食っているヤツには「
野菜も食べろ〜,キャベツ,かぼちゃ,ピーマン,ナス,たまねぎもあるぞ〜!」と無理やり皿に入れようとすると,ロコツに嫌がるヤツもいれば,「
あ,俺ピーマン大好き,ちょうだい!ついでにナスも」という子もいる。
「
え〜!肉だけでいいです」というヤツには「
じゃあ,お前にはもう肉は入れてやらない。肉が欲しかったらこのナスを食べてから出直して来い」
と無理やりナスを入れてやった。でも素直に「
ナス食べたよ,肉下さい」
とホントに出直してくるからかわいいもんです。
思えば,家でも焼肉となるといつも私が「焼く」係。
「
お肉下さい」とどっかで聞いた声だなぁと思って振り返ると,ウチの妻とT子が皿を出して待っている。「
お父さんも食べる?」とお皿を用意してくれたのはいいけれど,焼くのに忙しくって自分の皿に入れられないって。と,思っていたら
「
K太父さん,お肉入れときますね」と,
よその奥さんが私のお皿に肉を入れてくれた。「
気が利くなぁ」
そんなこんなで,肉やらおにぎりやらひととおり食べて,腹がふくれた子ども達は合宿所の体育館で走り回ったり,テレビを見たりと,もう無秩序状態。ちなみにK太はわりと早い時間から爆睡していた。
親の方も炭火の明かりを頼りに食べたり飲んだりしていたけど,夜も更けたので,「
じゃあみなさん,とりあえず片付けて,第2部交流会をはじめましょうか」
と合宿所の中へ。
交流会はまだ,まだつづく

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