この日,K太が宿題をしていた時,
「お父さん,今日は『○〜○○○』へお風呂に入りに行こうね,昨日約束したでしょ」と言い出した。
※注:『○〜○○○』とは全部伏字で申し訳ないですが,我が家の近くにある町営の温泉共同浴場(平たく言うと銭湯)です。
「そんな約束したっけ?いつか行こうねって言っただけで,今日行く約束だった?それに宿題もまだ終わってないじゃないの!?」
とこちらとしては,まったく行く気が無かったのでそっけない返事をした。
するとそのとたん…
「え〜っ!今日行くって言った!」
「お父さんのうそつき!」とポロポロ涙を流しながら抗議する。
父
「それにK太もお父さんと行くよりもお母さんと一緒に行きたいでしょ。今日はお母さんのご用事も済んでないからダメだよ」
K
「お父さんと一緒でもいい!今日行きたい!」(涙)
父
「そしたらT子はどうするの?別に男風呂に入ってもいいけど…」
T「わたし一人で女湯に入れるよ」
父
「あっそう。でもね…」
K
「行くの!絶対行く!」と,結局K太に押し切られてT子も連れて行く事に。
とにかくK太のこだわりは異様だった。ではなぜ,こんなに共同浴場に行きたがったか…?これは父の想像(推理)だが,
ひとつは今週からプールが始まるので,その練習をしたかった。
もうひとつは,今週末の県大会で2勝すると現地に宿泊する事になる。当然みんなと一緒にお風呂に入ることになるわけで,共同風呂に慣れていないK太はその「練習」もしておきたかった。(実際,脱衣場に入ってから,掛け湯をして湯船に入るまで,そっくりそのまま父の真似をしていた)
どうですかこの推理(-。-)y-゜゜゜
ちなみにT子は「じゃあはいってくるね〜」といつのまにか一人で女湯に行ってしまい,実際に自分ひとりで入って出てきた。たいしたものです。

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