9日の
人権教育講演会でふれた
「三心(喜心 老心 大心)」について,あれこれ調べてみた。
三心とは曹洞宗の道元禅師の言葉で,
【喜心】は,自らがこの世に生をうけたことを喜ぶと共に,他を喜ばせようと願い続ける心。
例えば,毎日の炊事などしなくてはならないことなら,嫌々やるのではなく,楽しみを見つけ,喜びをあらわすようにしようとする心。
【老心】は,父母が子をおもうように,生きとし生けるものへの慈しみの心。相手の身になって考える心。(老婆心の老)
【大心】は常に,こだわりのない公平な心。かたよらない寛大な心。
ということが分かった。
調べながら,講演会で聞いたことも思い出したのだけれど,う〜ん。深い。
例えば老心は
「親が子をおもうように」とあるけれど,では実際の父親である私が,いつも本当に我が子(K太やT子)の身になって考えているか?と問われると…。答えに詰まってしまう。考えているつもりなんだけどなぁ…。
K太やT子にしてみれば,ただガミガミ言われているとしか思えないこともあるだろうし…。難しいなぁ。

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