最近衝動買いした本(主に少年野球関係)をいくつかまとめて読んだ。
そこで勝手にジャンルわけしてみた。
低学年「野球初心者向け」
●遊YOUキッズベースボール
※現横浜ベイスターズの牛島和彦監督が著者です。
初心者に限らず
「野球チームに入る時に読んでおいたほうがいい本」。
チームに入らなくても野球に興味を持っている子にはぜひ読んで欲しい本。
この本は「色々な遊び」を中心に,ボールになれることや,トレーニングを紹介。もちろん,ごく基本的なルールの紹介もある。
とりあえず野球をまったく知らない子でもこの本を読んでおけばなんとかついていける(と,思う)。また,牛島氏の体験談などがQ&A形式で載っている。
少年野球「入門〜基本編」
●少年野球コーチング基本と練習法(以下A)
●少年野球基本と上達のすべて(以下B)
Aは
「比較的基本中心」。良い例,悪い例を写真等で明示しているのでわかりやすい。表紙に【
親子でいっしょに読みましょう】とあるように,主な項目ごとに「親のためのコーチングポイント」というコラムがある。
ただし親といってもある程度野球を知っている(やったことのある)ことを前提にしている印象。
BはAと同じ著者。良い例,悪い例の見本を中心とした構成などは共通していてこちらもわかりやすい。
Bは
「あまり野球を知らない親も含めて少年野球をこれからはじめる親子のための入門書」。
ただし,タイトルに「
基本と上達のすべて」と謳ってあるだけあって,野球用具の説明から,かの山本五十六の至言
「やってみせて,言って聞かせて,させてみて,ほめてやらねば人は動かじ」
や指導者八か条まで載せたりと内容は盛りだくさん。
少年野球「上達編」
●少年野球上達法&コーチング(以下C)
元中日の谷沢健一氏が監修。出版社はAと同じ。当然ながら内容はより実践的。またレベルアップを目指すポイントごとに具体的な練習法を紹介しているので,子供にとっても自分の弱点を直すにはどうしたらよいか,わかりやすいだろう。
また,この本では「親子でできる練習法」(お父さんのためのコーチング道場や家でひとりでもできる練習法)の紹介をしていることが特徴。
●短期上達野球
この本は少年野球というよりも,野球全般についての「概論」的な本。でも内容はかなり濃いと思う。しっかりと読込めば確かに上達すると思う。対象は高学年〜中学生以上?
さて,あえて読む順番(学年)をつけるとすると
小1〜3年:「遊YOUキッズベースボール」
↓
小3〜4年:「少年野球基本と上達のすべて」
もしくは「少年野球コーチング基本と練習法」
↓
小4〜6年:「少年野球上達法&コーチング」
↓
小6年以上:「短期上達野球」
というところだろうか?
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