ナカムです。
先日のチキドンの日 2016の余韻もまだまだ冷めやらぬ感じですので、今回は当日のライヴレポートをお送りします。
一応今回は、あえてそれっぽい客観的な書き方をしております。
どうぞご覧くださいませ。
Finnegan

3月の超ウケるから半年。
その間に幾つかのライヴをこなし、着実に力をつけている3人組ポストロックバンド。
今回のライヴで、過去のステージと明らかに違ったのは音圧。
ステージ上から襲いかかってくる音の洪水に、我々観客は打ちのめされた。
惜しむらくはそのせいで、ヴォーカルが聞き取りにくかった…というのもあるのだが、恐らくそれも彼らにしてみれば狙い通りだったのではないかと思う。
set list
01: 6
02: 1
03: 2
04: 7
05: 3
Out of Range

思えば3月の超ウケるの全出演者の中で、最も大きな爪痕を残したのが彼らだったのではないだろうか?
何故彼らはここまで我々を引き付けるのだろうか?
その原因の一つは、間違いなくヴォーカルのアンリちゃんの影響であろう。
彼の圧倒的な存在感は、今回も決してブレなかった。
今回のステージ衣装のコンセプトがフック船長の手下だというそのセンスもまた、彼らの音楽性に通じるシニシズムなのだろう。
set list
01: 街角にたたずんで
02: 完璧な世界
03: 日曜の朝
04: 愛は幻
05: ピアノ娘
06: ゲスト
07: 君とひとつに
08:暴力
en: スクーター
CHICKEN and DOGS

決して数は多くないが、この10年でこなしてきたライヴの数がチキドンの重みだと思う。
観に来てくれた人たちを楽しませるために、先ずは自分たちが楽しむ。
自分たちの楽しさが奏でた音に、間違いなどきっとない。
それだけを信じ続けてきたロックンロール魂は、昔も今も変わりない。
たかが10年だ、まだまだやりたい事に届いてない。
set list
01: CHICKEN and DOGSのテーマ〜濾過クローン
02: DRIVE
03: EDGE
04: No Decolation 〜終わらない詩〜
05: クイズハンター
06: 取り残されるな
07: ピロフライ
08: ユタFALL
09: リングにケチャれ!
10: Sing Along Song
11: Challenger
12: GROUND
3バンドの出演者が、どれも全く違う音楽性で、多種多様に楽しめたイベントだったのではないだろうか?
しかしながらどのバンドにも共通して言えることは「ロックが好き」ということ。
この気持ち一つで、人は前に進める、先に向かって走り出せる。
失敗を繰り返して強くなる。
その思いはきっと、これからも変わることはない。
この3バンドがこの先、一体どんなロックの魔法を見せてくれるのか。
非常に楽しみである。
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CHICKEN and DOGS
drum:YUTA
bass:SHIN
read:HIRO
side:KEN-ICHI
Play Loud!
Rock or Die!
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