2019/7/20
丹後を見る!西国観音霊場第29番札所で「仏舞い」で有名な松尾寺! 綾部の文化財
京都府舞鶴市松尾532には真言宗醍醐派の本尊:座像馬頭観世音菩薩様を祀る西国観音霊場第29番札所で「仏舞い」で有名な青葉山 松尾寺がある。開基は威光上人で、松尾寺が、その中腹に位する青葉山(699m)は、福井縣から望見すれば、東西に並び立つ双峰が一つに重なり、その秀麗なさまは「若狭富士」と呼称されている。
富士なくば 富士とやいわん 若狭なる
青葉の山の 雪のあけぼの
御陽成天皇皇子・八条王子
この山は死火山で、昔火焔を吹き上げ、噴流は直下の日本海に注いで凄絶な水煙をあげていたものと思われる。この厳しい表情をたゝえた険峻な山は、早くから修験道修行の場となっていた。時に慶雲年中、唐の僧、威光上人が当山の二つの峰を望んで、中国に山容の似た馬耳山という霊験のある山があったことを想起された。登山したところ、果 せるかな松の大樹の下に馬頭観音を感得し、草庵をを結ばれたのが、和銅元年(708)と伝えられる。 爾来、今日まで千三百年を経ているが、その間、元永二年(1119)には、鳥羽天皇の行幸があり、寺領四千石を給い、寺坊は六十五を数えて繁榮した。当地方唯一の国宝の仏画も、美福門院の念持仏であったといわれる。
その後、度重なる火災にあったが、その都度、細川幽斉や京極家によって復興され、現代の本堂は、牧野英成により享保十五年(1730)に修築された。当寺は、西国第29九番札所で、本尊馬頭観世音は、三十三霊場中唯一の観音像であり、農耕の守り仏として、或いは牛馬畜産、車馬交通 、更には競馬に因む信仰を広くあつめている。
1.青葉山の当寺を望む!

2.第1駐車場から仁王門を望む!

3.駒札

4.仁王門を左側から見る!

5.阿形の仁王像(保存管理で仏像の写真が置かれている)

6.吽形の仁王像(同上)

7.仁王門から本堂を仰ぎ見る!

8.勅使門を見る!

9.本堂を見る!

10.本堂前の境内の地蔵菩薩

11.本堂を見る!

12.本堂の向拝とその彫刻を見る!

13.同上 アップで見る!

14.同上 銅鑼を見上げる!

15.本堂内を見る!

16.薬師堂を見る!

17.薬師堂内を見る!

18. 国重要無形民俗文化財の「松尾寺の仏舞」は5月8日に実施されます。下記をクリックして音声付動画で見て下さい!
https://youtu.be/kmnyvDneEdI
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富士なくば 富士とやいわん 若狭なる
青葉の山の 雪のあけぼの
御陽成天皇皇子・八条王子
この山は死火山で、昔火焔を吹き上げ、噴流は直下の日本海に注いで凄絶な水煙をあげていたものと思われる。この厳しい表情をたゝえた険峻な山は、早くから修験道修行の場となっていた。時に慶雲年中、唐の僧、威光上人が当山の二つの峰を望んで、中国に山容の似た馬耳山という霊験のある山があったことを想起された。登山したところ、果 せるかな松の大樹の下に馬頭観音を感得し、草庵をを結ばれたのが、和銅元年(708)と伝えられる。 爾来、今日まで千三百年を経ているが、その間、元永二年(1119)には、鳥羽天皇の行幸があり、寺領四千石を給い、寺坊は六十五を数えて繁榮した。当地方唯一の国宝の仏画も、美福門院の念持仏であったといわれる。
その後、度重なる火災にあったが、その都度、細川幽斉や京極家によって復興され、現代の本堂は、牧野英成により享保十五年(1730)に修築された。当寺は、西国第29九番札所で、本尊馬頭観世音は、三十三霊場中唯一の観音像であり、農耕の守り仏として、或いは牛馬畜産、車馬交通 、更には競馬に因む信仰を広くあつめている。
1.青葉山の当寺を望む!

2.第1駐車場から仁王門を望む!

3.駒札

4.仁王門を左側から見る!

5.阿形の仁王像(保存管理で仏像の写真が置かれている)

6.吽形の仁王像(同上)

7.仁王門から本堂を仰ぎ見る!

8.勅使門を見る!

9.本堂を見る!

10.本堂前の境内の地蔵菩薩

11.本堂を見る!

12.本堂の向拝とその彫刻を見る!

13.同上 アップで見る!

14.同上 銅鑼を見上げる!

15.本堂内を見る!

16.薬師堂を見る!

17.薬師堂内を見る!

18. 国重要無形民俗文化財の「松尾寺の仏舞」は5月8日に実施されます。下記をクリックして音声付動画で見て下さい!
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