2015/12/26

丹波の社寺を見る!10.丹波市山南町には3つの大歳神社がある!その一つ太田にある大歳神社!  文化財研修記

全国的に大歳神社(おおとしじんじゃ)があるのですが、特に兵庫県に多い神社です。大歳神を祀った神社である。『古事記』によれば、大歳神は素戔嗚尊が大山津見神の女、神大市比賣に娶いて生みませる神であり、宇迦之御魂神(お稲荷様)とは同胞神である。名義に関して、本居宣長は『古事記伝』に「大は例の称え名、歳は田寄なり、多余を切めて登となる、(略)然云故はまず、登志とは穀のことなり、其は神の御霊以て、 田に成して、天皇に寄奉賜ふゆえに云り、田より寄すと云こころにて、穀を登志とはいうなり」と述べているが、"トシ"とは本来穀物の稔りの義であり、一回の収穫を得るのに一カ年の時間を有することから、四季の一巡する期間も"トシ"と称している。従って、大歳神とは穀物、特には稲の生育・成熟の霊験を象徴した神名でああり、 宇迦之御魂神が同胞神であるのも、また神裔として御年神の名があるのも、こうした神格の現れと思慮される。 『延喜式神名帳』には山城国乙訓郡、大和国高市郡(二座)、和泉国大鳥郡、遠江国長上郡 但馬国二方郡、岩美国那賀郡に計七座の大歳神社が記載されている。現在もこの社名を有する神社は中部日本以西に広く分布しているが、東日本には比較的少ない。大歳神【オオトシノカミ】とは”年”を司る神であり転じて穀物、特に稲(田)の神とされる。素戔嗚尊【スサノオノミコト】」と「神大市比賣【オオイチヒメ】」の子供です。 妹神はお稲荷さんで有名な稲荷大明神、「宇迦之御魂神(ウカノミタマノミコト)」妹神を祀ってる大きな社は、伏見や豊川、最上などあるのに対し兄神が大々的に祀られている社のなんて少ない事です。神戸に行ってその大歳神社の多いことにはびっくりです。
この丹波市山南町の3つの大歳神社とも柏原の名彫刻師の中井権次一党がそれぞれ見事な彫刻をしていることです。この丹波市山南町吉田五反田590にある大歳神社を取り上げて見ました。

1.太田の大歳神社全景
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2.石造り鳥居と全景
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3.真ん中が見事な大鳥造りの大歳神社本殿です!((左側は白鹿神社です!)
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4.左側の白鹿神社です!(延享3年(1746)のある春の日、右脚に傷をおった美しい白い鹿が太田の里に下り、川に落ちて流され、 助けた村人の手厚い介護もむなしく死んでしまいました。時の柏原藩主織田公からはお供え物を賜わり、 吉祥として白鹿をねんごろに葬れとのお言葉があったそうです。 村人は瑞鹿(しろしか)神社として祀り、以来足の病に霊験あらたかといわれ、お祭には沢山の参拝者が訪れるそうです。
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5.本殿
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6.本殿を斜めから見る!
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7.本殿の見事な彫刻は直系で無いが中井清次郎正実作です!
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8.同上
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9.天明5年巳(1785)の銘のある石灯籠
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