淡路島の特産品はタマネギ、牛肉、わかめ等いろいろありますが、私も知らなかった隠れた名産品がありました。ゴールデン・ボアポーク(猪と黒豚のハーフ)です。全国の市場占有率はなんと9割以上とほとんど独占状態です。美味しさにも定評があり、あの島田神助さんもわざわざ
製造元まで買い付けにこられたそうです。
ゴールデン・ボアポークの肉色はあざやかな紅色で光沢があり、臭みがなく、豚肉より低脂肪で、味があっさりしています。霜降りがよいため、焼き肉に適しており、食べると身体が温まるということからスタミナ料理として利用されてきました。ただ網焼きをすると脂が落ちすぎてパサパサになり、鉄板で焼くと脂が残りイマイチの食味になります。そこでその肉を最高の状態で食べるために考案されたのが今回ご紹介します「かわら焼き」@1600円です。
毎回新品の瓦を使用し炭火で炙ることで脂を適度に落とし遠赤外線効果で肉の表面はパリッと中身はジューシーに焼きあがります。それを考案され、お店(かわらや)をオープンされたのが南あわじ市の
安冨白土瓦さんです。
名前からも想像が付くと思いますが本業は瓦の製造をされています。
そして淡路瓦のよさを広く知ってもらおうと数年前から
淡路瓦彫刻体験教室1名1800円(
公式HPの割引券で1500円)、も開催されています。「かわら焼き」とのセットで1名2900円のお得なコースもあります。
テレビや雑誌などマスコミでも多数紹介され、訪れた観光客の方々からは淡路島での手作りのお土産になると大好評だそうです。また各種団体の方たちは実用性のある表札や花瓶、写真立てなど毎日たくさんの作品が製作されています。
オーナーの安冨さんは、淡路島の安全で美味しくてヘルシーなイノブタ肉、野菜、調味料(
淡路島の藻塩)等の食材だけを使用してかわら焼きを考案され、
緑提灯の五つ星(国産食材90%以上使用の証)を取得されています。
かわらやさんは、オーナーご自身で淡路島の竹と、瓦、木材を使用して実に淡路島にこだわった内装を手作りでされています。
お友達夫婦2組でおいでのお客さんにお聞きしました。

淡路島でしかできない体験と食事ができる施設を探して和田山からやってきました。
イノブタ肉は初めてですがくせも無く予想よりはるかに美味しくて驚きました。大満足です。野菜もご飯も実に美味しいですね。

淡路瓦彫刻体験教室にも時を忘れて熱中してしまいました。

完成した作品が焼きあがるのが楽しみです。

是非、またお友達を沢山誘って来たいです。主人たちはあまりにも熱中しすぎて時間が足りなくなったので宿泊して完成させたいと言っています。近いうちに宿泊施設も作ってくださいね。と安冨さんにリクエストされていました。
他にも今では珍しい家内工業的な瓦製造工場の見学ができますし
瓦で作られたいろいろなお土産類も展示販売されています。
安冨白土瓦さんは、観光で淡路島に訪れたときにはぜひともお立ち寄りいただきたいお勧めスポットです。お食事だけでも、体験だけでもご利用可能です。必要な時間はお食事とあわせて2時間ほどかかりますので時間の余裕を持って必ず予約してくださいね。その他詳細は
安冨白土瓦公式HPをご覧ください。

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