前回の更新からだいぶ時間が過ぎてしまっておりますが、
その間もおみくじはひそかに続けており、最初の1個に今回追加検証した2個と、
早々に見切りをつけて処分してしまった1個を合わせ合計4個を検証していました。
最初の検証とほぼ同じ条件・環境では4個中3個は殆ど耐性差はなく、
VCore 1.25Vは4.5GHz程度、1.55Vで5.47GHzまでという結果でした。
※残りの1個は各電圧に対してマイナス100MHzな耐性で早々に処分
水冷環境にして冷却をしっかりとした上で、再度検証する環境が整いましたので
手元に残っている3個を改めて耐性検証してみました。
【構成】
CPU:Core i7 2600K BOX
マザー:ASUS P8P67(BIOS 1253)
mem:Patriot Memory PVV34G1800LLKB (DDR3-1800 CL8 2GB×2)
VGA:MSI R5870 1GB
HDD : WD320GB
電源:XIGMATEK NRP-MC751
OS : Windows7 PRO 64bit
【冷却システム】
CPU Cooler : 自作水冷+ Water Cooler
North Chip : Retail
South Chip : Retail
Room Temp:13℃
個体その壱 Lot.L041B204
※水温9℃
VCore :
1.650V
CPU-Z:
1.640V
Super PI Mod 1M :
6.754s
CPU Clock :
5611.3MHz (FSB 100.2×56.0)
668.0MHz CL7-7-5-24-1T設定(1:5) Vddr:1.65V
参考までにこの個体は、水温13℃時のVCore 1.6V設定で5583.6MHzまでパイ1M完走出来ております。
個体その弐 Lot.L041B229
※水温13℃
VCore :
1.550V
CPU-Z:
1.544V
Super PI Mod 1M :
6.879s
CPU Clock :
5528.8MHz (FSB 100.5×55.0)
670.2MHz CL7-7-5-24-1T設定(1:5) Vddr:1.65V
この個体は、VCore 1.65Vまで上げても耐性変化はなかったのですが、
温度上昇が殆どなく、BIOS読みで40℃台までしか上がらない低発熱タイプの個体でした。
また、室温17℃の空冷での検証でVCore 1.55V時に5471.3MHzまでパイ1M完走を出来ていおります。
(CPU Cooler :PROLIMA TECH Mega shadow + 2800rpm 25oファン)
更に、メモリの通りが良く別の個体では安定しなかったDDR2133での安定常用が可能だったので
常用PCのCPUとして頑張ってもらいたいと思います(*^_^*)
個体その参 Lot.L050A855
※水温9℃
VCore :
1.650V
CPU-Z:
1.664V
Super PI Mod 1M :
6.692s
CPU Clock :
5677.6MHz (FSB 101.4×56.0)
675.9MHz CL7-7-5-24-1T設定(1:5) Vddr:1.65V
元来引きが弱い性質で、他の皆さんの大当たり石を羨ましく眺めていましたが、
かなりの当たり石が既に手元にあったとは嬉しい反面、
いい加減な検証で耐性評価をしていた事に恥ずかしい気持ちですが、
とにかく良かったとほっとしました(〃⌒∇⌒)ゞえへへっ♪
ちなみに、この個体は発熱が多く、アイドル時でも60℃以上になっていましたので
更に冷やせれば5.7GHz超えも期待出来るんじゃないかと妄想しています。
最後にパイ8MのMAXclockです。
VCore :
1.650V
CPU-Z:
1.640V
Super PI Mod 8M :
1m18..343s
CPU Clock :
5651.5MHz (FSB 100.9×56.0)
807.4MHz CL7-7-5-24-1T設定(1:6) Vddr:1.65V

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