新発売されたIntel P45チップセットを採用したASUS P5Qを検証してみました。
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P5Q
相変わらず、電源コネクタの位置は微妙ですが、
CPUファンのコネクタの位置がいつもの所にあるのでP5K Proよりはマシになったかも。
チップセットは裏からもバックプレートでしっかりと付いています。
目新しい装備として僅か5秒でブラウザやスカイプ等が使えるLinuxベースの日本語対応高速起動ブラウザ「Express Gate」が今回は最下位グレードのこのマザーにも搭載されています。
※Express Gateは予めOS上で付属のDVDから任意のHDDかUSBメモリにソフトをインストールする必要があります。
使い勝手はイマイチな感じで、キーボードが「かな入力」から変更出来ませんでした。
※もしかしたら変更する方法があるのかもしれませんが・・
また、手持ちのキーボードでは「ろ」が入力出来なかったりと何だかおかしい部分もありました。
ローマ字入力派の私には、キー入力にはかなりストレスを感じます(; ̄□ ̄A
ブラウザの立ち上がりは5秒かどうかは微妙ですが、かなり早く立ち上がりますので、
使いこなせるようになればかなり便利になるのかも?
MAX FSBは520程度
メモリは手元にある物で、2:3、3:5、1:2で1300MHzでのOS起動を確認出来ましたが、
なぜかチップセット関係の電圧を設定すると一番まともな1:2でも1140MHz辺りが限界になってしまいます。
今後のBIOSアップで改善されるとは思いますが
とりあえずCPU、メモリ以外の電圧はAuto設定にするのが意外と無難かも?
プロセスが65nmにシュリンクされたようです。
電圧Auto設定の負荷時で、手持ちの温度計でノースが38℃くらいですが、
サウスは発熱は大きく55℃くらいになりました。
上位機種のP5Q Proとの違いは、ボード自体が違うのはさておき
大きな違いはVGAのATI CrossFireのサポートくらいでしょうか。
ただ、その代わりPCIスロットが3本になっていますので
P5Q Proにして8Xで態々CrossFireをするよりは
必要十分の装備を抑え価格も安い下位のP5Qの方がメリットがあるかと思います。
P35以降のマザーを持っている方には態々買い換えるほどの物でもないと思いますが、
慣れたらソコソコ使えるかも知れないExpress GateやDrive Xpert 、
進化した省電力プロセッサASUS EPU-6 EngineなどASUS独自機能もありますし、
まだ出たばかりなので、これからBIOSアップで色々と改善されていく余地は大いにあると思いますので、
決して、買っても後悔するほどの悪いマザーでは無いと思います。

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