伯父は賑やかなことが好きで湿っぽい花は似合わない 私の料理も好きで、よくこの冷や汁の素の味噌を持って行った
昨日、伯父の通夜だった
この伯父は事業に成功した人で、一族では飛びぬけたお金持ちです
伯父は、容貌、体格、健康、子供に恵まれ、最後は眠るように亡くなったそうですから、幸せな人だろうと思う
私は、結婚してから同じ町内に住むようになりしばしば伯父宅に出入りした
懐く人は可愛がると言う人なので、私とは義理ではあるのに、伯母とどちらが仲良かったか分からないほどに良くして貰った
また、私は従兄弟の奥さんとも、嫁という立場が共通なためか気が合い、息子はここのお下がりで育った
伯母は、少しお節介であるが気のいい人だ
そして、とても料理上手で料理を苦にしない人だった
その伯母は、事業で忙しい別に住む息子家族の夕飯まで作り家族揃って伯母の家に来て食べていた
とても仲がよい関係だったのに、いつかどこかで何かがあり、息子の奥さんは伯母の家に出入りしなくなってしまた
今、伯母は90歳 伯父が亡くなったこれから一人暮らしをするそうだ 伯母は杖無しに一人で歩くのが困難だ
昨夜の私は、義母は夫や義妹にまかせてノンビリ遊んで来た 通夜では、普段会えない人といっぱい会える
大往生の伯父の通夜に、湿っぽいところはなかったので、私は皆と楽しく過ごしてきた いい気分転換だった
そして、今朝はまた母の所に行って世話しながら昨日のことをオシャベリする 義母は私をいじめた事ない人なので、私も母に意地悪を言うことはないだろう
夕べ義母を知る叔父に、【良くしようとなんて思うな、普通にすれば十分だよ】と言われてきた 私と義母が仲が良いことを知ってる叔父の言葉
義母を見てると、伯母はどうしてこんなことになってしまったのかと私に良くしてくれた人だけに気になる

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