始まる前からもう、ワクワク待ち焦がれる人が多かったこの展覧会、私もポスターや出品作品の写真観て楽しみに待っていた
それなのにそれなのに・・ 「琳派とはなんぞや?」も知らない私は、古典に詳しい友だちと一緒に観たくて予定を立てていたがキャセルになり、最後の週になっても行けないままになっていた
「これを観ずしても死にゃしないんだから・・」と自分に言い聞かせ、諦めさせようとしていた
そこへ、会期もあと3日と言う時に大琳派展オフ会の話があることに気づいた
何かに夢中になると周りが見えなくなる私は、以前、オフ会でみんなとハグレルという失態を犯しているので、絵のオフ会にはためらいがあった
それでも、「最終日の夕方なら空くだろう」と言う、オフ会への参加呼びかける言葉に私はポチッとした
チラシ・裏部分
今回の目玉は何と言っても、「風神雷神図屏風(襖)」の4点揃い踏みに、尾形光琳の燕子花でしょうか・・
でも私は、前に出光美術館で3点揃ったところを全体が見渡せる状態で観ていたことや、
光琳の燕子花は根津美術館で観ていたので、今回の目的ではなかった
私は、「本阿弥光悦 舟橋蒔絵硯箱」が観たかった
大昔、学校の美術の本に載っていた写真を見て、何とキレイだろうと忘れられないのに未だに観た事がなかった
これなら、ガラスケースに張り付いて観るから、混んでいても待てば観られる
私は、この1点のためだけでも行く価値ありと思っていた
そして、そのふっくらとした姿に惚れ惚れうっとりしてきた
私は工芸的なものが好きなのかもしれない
どれも手に持って、その丸みや重みや感触を確かめたくなる
茶道具の茶碗やら着物に惹かれて、一人で勝手に長々と観ていた
また、この時代の絵って、自然を描いた物がとてもいい・・
花や草や木のキレイさを理屈なしに楽しめた
私の楽しんだ作品、図録から写真にしました
オフ会には、琳派ラブの先生になる人がいてありがたかったが、私が独り占めにするわけにはいかない
一緒に観るはずだった「歴史や絵の時代背景に詳しい友だち」と観たら、どれほど楽しかっただろうと思った
仏像やお寺、明治より前の美術品みると、いつものことながら歴史をちゃんと勉強しておくのだったと後悔する
でも、何も知らなくてもキレイで豪華で楽しめた
また、オフ会の二次会で、私と似たものが好きな人違う世界を知る人などなど、絵が好きな人たちと話すのは楽しいものだった
もっと、ゆっくりいっぱい話たかったな〜
参考記事「茶碗のスパム的感想」http://star.ap.teacup.com/aoisora/930.html

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