今日の寒さに、まだヒーターが片付けてなかったことに感謝してヒーターをつけた
「あの日もホント寒かったな〜」と高野山の事を思い出している
前日、
ショウタンの山歩録のショウタンご夫妻と
大台ケ原を歩き、
高野山へ回った
ショウタンが「高野山まで車で送ってもいいけれど、のんびり走る南海電車で行ってケーブルカーに乗ると、
高野山に来たという感じが良いよ」との教えてくれたので、電車とケーブルカーを使って上がった
急勾配を上がるケーブルカーに「高野山と言うのはずいぶん山の上なんだな〜」知った 高野山のHPに「貸し自転車あります」とあったので不思議だった・・ 山の上で平ら?
大台ケ原ではまだ蕾だった石楠花が、「高野山なら見頃よ」と言われていたが、ケーブルカーから雨の新緑に映える石楠花が見えた
でも、もっと美しかったのは新緑です いろいろな緑が、少しずつ淡くなって行きます この和歌山への旅は、どこでも新緑の美しさにうっとりした
高野山駅に着くと、ケーブルカーに連動するかのようにバスもすぐに出て、今夜の宿の宿坊に着く
バスの運転手さんが親切に、「
持明院は右に行ってすぐのその寺だよ」と教えてくれたが、教えられなければ「この立派なお寺に宿泊など出来るのだろうか」と心配になる門構えだった
新緑と花と灯篭と・・入り口でしばし見惚れました
参道を抜けてお寺に入って行っても、立派なお寺のどこが宿坊の入り口になるのか分からずにうろうろ困っていたら、中からお坊さんが出てきて招き入れてくれた
玄関も立派だったが、部屋にはビックリ!
この部屋の入り口には4畳の次の間があり、また部屋からは庭の石楠花やツツジが見えます
思わず「一人で、こんいいお部屋使っていいのですか?」と一万円の宿代のこと思って尋ねてしまった
「今日は寒いでしょう」とコタツが点きヒーターが効かせてあった
大台ケ原が寒かったので、初めはこの暖房にビックリしたが、ゆっくりご飯を食べていたらコタツの有り難味が分かった
ここは部屋食です 途中からお膳をコタツに引き寄せてコタツの中で食べた
こんな美味しい和食っていつ食べただろうか、と思うほど
精進料理は何もかも美味しかった ショウタン奥さんのSさんのように、精進料理だけでも食べに来たい気持ちになる
宿坊ではお酒はなしかと思っていたがビールが飲めた さすがに、2本とは言えないと思っていたら、こういう食事では一本で十分満足出来るのにチョット驚いた
大台ケ原歩いた後だったから・・ いつも、山の後はビールが進みます
案内してくれたお坊さんが給仕してくれたのだが、まあ素敵なハンサムだった
背丈もあり身体もりっぱだったが、何よりそのお坊さんらしい爽やかな立ち振る舞いがいい
私が大台ケ原から来た話から、自分も山が好きで、まだここに来て間もないが「冬になると時間が貰えそうなので、雪山にテント背負って行きたい」なんていう話をした
宿坊とは言え、若い男性にお布団敷いて貰うのはなんとも面映かった
一つ空いた部屋を挟んだ隣の部屋から、ご夫婦らしい話しい声がうっすら聞こえる
2組しか客がいないのかと思うような、静かな雨の夜だった
「大雨の高野山を歩く」に続きます ・・準備中

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