ホテルから見た空も嬉しくなる空だったが、一歩外に出たらかぐわしい空気に雨上がりの緑・・
山行で、これだけの日にはあまり出会えない こんな日に美術館中にいるのは残念で美ヶ原に行ってしまおうと思った
しかし、今はまだ美ヶ原行きのバスが出ていないこと思いだし、諦めた
そして向かった中津川 駅から青邨記念館近くまでのバスに乗る
記念館は、バス停から20分歩くのでタクシーにしようかと迷ったのだが、電車と繋がるバスがあるし帰りはタクシーを呼ばざるを得ないので、節約の為にも歩いた
バスを降りて、「さてどちらか?」ときょろきょろしていたら、バスの運転手さんが身体を乗り出して、「そこの信号を左に曲がって行くんですよ その後は聞いてね」と教えてくれた
地方バスの運転手さんはなんと親切なことか、と心がほっかりして歩き出す
途中の住宅地や畑の道筋がなんとも風情がある
山に向かって歩くので、坂道は暑さで辛かったが、ここをタクシーで通りすぎてしまっては残念だっただろうと思う道だった
20分と聞いていたが、20分とは随分長いものだと思いながらあるく 既に山道になった道にあと200mの看板がある 屋根の形から「あそこだ!」と思って行った建物は資料館だった
そこで青邨記念館をたずねたら、裏の苗木城址へ行くことも勧められた
やっとたどり着いた記念館入り口
受付の女性、私のザックに登山靴姿で遠くから来たことはすぐに分かったのでしょう
昨年の青邨展の話をしたり、 青邨も城跡が好きでよくスケッチしに行ったとか聞いた これでは、苗木城址に登らない選択肢はありません(笑)
受付の女性に見送られて苗木城址に向かった
美術館で、外まで出てきて見送られたのは初めての経験でした
そこからの眺めは最高で、良くぞ勧めてくれたと感謝です
美術館と苗木城址からの話はまた書きます

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