国立近代美術館 「クイン・アリス」にて、赤い「仔鹿」にあわせて赤ワインを *徳岡神泉展
今日は、こんな所で昼間から一人赤ワインで乾杯しました
33年も惚れていた「仔鹿」にやっとのことで逢えたんです 彼は思っていたよりもっと素敵でした
赤い仔鹿は深い緑の中にたたずんでいます 「何見ているの?」と、振り向いた仔鹿の視線を追ってしまいます
フンワリした小さな白い尻尾のようなものが付いているお尻を、ポンポンと叩きたくなる風情です
尻尾に、画集ではほとんど気付かなかったのですが実物で観ると愛らしく、なんとも若々しい印象です 首の動きも本物でないと分かり難く、実物目の前にすると視線が動きます
画集やWebの写真では、周りの緑の空間が小さめにされてしまっていますが、画面の真ん中より少しだけ上の仔鹿、大きな緑の中に「ぽつん」といました
日本画の岩の具の質感なのか彼の絵の質感なのか、この絵は質感が深い色を作っていました 赤と緑、これだけの色の中に色合いの違いから動きがあります
画集を写真で撮りました
他にも神泉の作品があったのですが、この人の絵は葉に水滴のようなリアルな「蓮」の絵でさえも何か精神性を感じます
本物を見れば見るほどこの人の絵は絵肌のザラザラ感やとろりとしたところなど言葉や写真では伝え難く、本物観たいと思います
福田平八郎と並べ比べられることの多い人で、私は平八郎も大好きですが、この人の絵には執着してしてしまいます
まだ会期があるので、私はまた来るでしょう
そんなこんなで興奮してた私は、その後御徒町に向かい自転車用品を揃えました
ヘルメットとヒップバッグが欲しいと思っていましたが、UVカットのグローブや腕の日焼け防止グッズまで買ってしまいました
30年分の興奮にハイになっていました 今日はいいお客して来ました
さて、絵もいいけれど明日はヘルメット被って走しるぞ〜〜〜!
そういえば、レーパンは自転車用下着と比べてとてもシッカリした痛み防止用パッドが入っていました 形も私が欲しかったところに付いています
「初めからこっちを買えば、インナーにだって穿けたのにな〜」と後悔しました
次に行ったら買ってしまいそうなので、しばらくは近づくのを止めておきます(^^;

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