東京美術倶楽部の展覧会の油絵に、日本人女性の絵が出ていた
今までも「日本人の油絵の肌は違う」と感じていたが、3人の巨匠の生の女性の絵が並ぶと実感した
日本人が描く女性の肌は、先日観たルノワール、ルーベンスやチチアーノなど、
「輝く肌」と言う「同じ言葉」使ってもまるで違う
これは、写真にしてしまうと分からないので観ると驚く
小出楢重
藤島武二
岡田三郎助
黒田清輝
どの絵の女性も、きめ細かな肌は見事に美しい・・
ずっしりとした絹のような滑らかで、どこか持ち重りのするよな肌はしっとりとしていて、触れば手が吸い付くようだ このしっとりと言う感じが西洋人の肌にはない
「ハンス・アルプの彫刻」を観た時には、撫でまわしたいと言う欲求が起こったが、この絵の女性たちを観ていると、この女性の肌に指を這わせたいと願う
あの時はその形を手で確かめたかったが、今度はその肌の感触を知りたかった
日本女性がこういう肌しているのだろうか? 日本人が描くとこうなるのだろうかと考える
もし、日本女性がこの肌を持つならなんと素晴らしいことだろう 私は日本男性になってみたくなった

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