フラナガン・うさぎ
ロビーより外を見る
友だちが、
館林美術館に行った事がないというので、雨の中を行くことになった 平成13年の秋に出来たばかりの、郡馬県2つ目の白鳥の飛来で知られている
多々良沼の傍に建てられた美術館だ
初めて来た時、バブルがはじけた後に、良くぞこれほどの美術館が出来たものだと感心した
水に映える建築は誰の設計かと考えた 所蔵作品も素晴しい 「所蔵品はずっと前から集めていましたから・・」と言う学芸員の言葉にうなづいたものだった
珍しく彫刻に力を入れた美術館で、フランスの大理石の
白熊で有名な
ポンポンの作品が多く集められている またポンポンのアトリエを模した建物まである 彫刻好きな私は、この雰囲気と彫刻観るためにだけだけでも来たくなる好きな美術館だ 今日は
「からだ’個性の抽出とフォルムの追求’」をやっていた
群馬は
山口薫の出身地なので、山口薫の作品が多く集められている 今日の「からだ・・」にも何枚も出ていた 私は、素晴しい画家が出ていることが羨ましく、その土地の文化度というものを考えた
司修さんが(直接知ってるのでさん付けになってしまいます)前橋出身だと言うことを初めて知った 同じ前橋の
萩原朔太郎の詩一行づつに絵を付けていた 木の板に描かれた、緑がかった具象とも見える抽象の小さな油絵、欲しくなった
今日は、冷たい雪混じりの雨で外を散歩できなかった 白鳥も見に行く気にもなれなかった この展覧会は4月3日までやているので、もう一度来よう
彫刻展示館を見る ポンポンのアトリエへの通路にて

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