WBCはJAPANチームが優勝で幕を閉じました。
試合後のインタビューを受ける興奮状態のイチローや王監督の姿はなかなか見られない。
MVPは松坂だった。納得がいく....
松坂は1失点ながらよくキューバ打線を抑えたと思う。
なかでも、キューバの1番打者パレとの勝負は印象に残った。
1打席目は先頭打者ホームランを打たれてしまった。
印象に残ったのは2打席目!
松坂は闘志をみなぎらせていた。それが球筋に出ていた。
二度、パレの顔の高さのストレートを投げ込んだ。力んでうわずったが効果覿面(てきめん)!
これにパレは嫌悪感をいだいていた。
松坂にしてみれば同じ相手に二度やられてたまるか!やりかえしてやる!といった感じだろう。
そして、次の球も顔の高さのカーブ。あれは打者からしてみれば一瞬当たるっ!と思ってしまう球筋。
しかし、松坂にしてみれば珍しい配球。こういう場面(自分のチカラを示す場面)では変化球は絶対投げない。いや、投げなかった。
成長の表れだと思う。里崎もあそこで抜いた球を投げさせたことでウイニィングショットがより生きたものになったと思う。
ウイニィングショットは外のストレート!スィングアウトの三振!
相手に嫌な思いをさせて抑える。
どうだっ!!!松坂は思ったろう。
さすがプロ一流の投手....胸のすく勝負を見させてもらった。

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