このページは 18年10月18日以前のメッセージだけを集めて載せました。
2005/12/27
「準備が 出来たよ」
17・12・27
昨日、私の宿舎と成っている西川氏の自宅に、子供達が孫を連れての里帰りがあったので、私は仏壇と神棚が在る部屋から、別の部屋に移った。
今度は、北枕ではベッドが置けない部屋で、向きは東枕と成った。
其の部屋には、仏壇も神棚も無いし、北枕が出来ないので、お告げが出ないかもと意っていたら、其れは確実に遣って来た。
正確に云うと、遣って来たのではなく、自分の中から、出て来たと言う方が正しい。
映像の始まりは、パソコン画面の左の一番奥に、位置しているサイトが、前の方に競り出して来て、開かれる時が訪れたらしく、其れに繋がるべき、他のサイトが次々にリンクされ、重なり集まって来る場面だった。
其れは、いずれパソコンだけではなく、携帯電話からも、アクセス出来るサイトと成る様である。
そして「準備が 出来たよ」との声が聞こえた。其の声は、男性の声音でも女性の声音ではなく、子供の声音でもない響きであり、何か、懐かしい故郷の郷愁を呼び起こす響きがあった。
其の声は、肩の右後ろからでもなく、胸のセンターからでもなく、自分の脳の奥に在る、根源からの「いのち」の声である様な感じがした。
私の意識は、その意識の元へ向かった。
すると、是までのパソコンに映って来た情報は、其処から、映写機で映画館の幕に投影された、画像だったのが解かった。
パーソナルコンピューターは、人間の脳を裏返しにして、人間の意識の前面に立ち現わされた、人間の内面を現す為の、装置なのである。
私は、是で、神社の鏡の理屈が解けたと思った。
是までの文明文化は、総てが、其の絡繰から生まれているのである。
其の理を、古代の人達は気付いていたのだ。だから、鏡を意識の対象に置いて、意識の曇りを拭っていたのである。
其処は、額の松果体に直接配管されている、光りファイバーの元である原始脳なのだ。
其処は、ブッダを導き、アダムとイブを誘惑した、蛇の住家なのである。
脊髄の頂点に在る、其の声の台座は、脳髄の中に在る、自律神経の中核なのだ。
其の台座には、人類誕生650万年を遥かに遡り、ミミズの原始脳と同じレベルの、DNA・遺伝子信号を発する生き物が、住んで居る。
私は今朝、其の生き物の声を、耳を器官を通さずに、直接近代脳で聞いたのである。
其の信号は、人間だけではなく、クジラや海豚やネズミまで、総ての脳に通じている「いのちの携帯電話」なのである。
だから、今朝の声は、人間の声の響きではなかったのだ。
其の、人間の声ではない声が「準備が 出来たよ」と伝えて来たと言う事は、いよいよ地球の全生命が、自分の住処である地球を護る為に、人間に対して、反逆を開始するとの事なのかも知れない。
人間は好都合な事に、狐や牛やライオン等を神様として祭っている。
其の動物を祀る社の前で、人間の脳髄に発信機を仕掛ければ、人間は、自分が神に成ったと想い込み、サリンを撒いたり、「本を百冊読んで 知識を詰め込め」と云ったりするのである。
人間ほど、想い込みの強い生物は他には居ない。
だから、大統領の脳髄に潜り込めば、人間に殺し合いをさせる事くらい、朝飯前なのだ。
もう、準備の情報網が出来上がったので、適当な数の人間を、仲間に選んで、残りは調整池に向かわせれば良い。
・・・オイオイ そんな事を打たせて良いのかよ。危ないのではないか ???
そうか、其の事も含んでの事か。それなら、僕が何かを言う必要は無いな。・・・
今朝の映像で、私が理解した事は、私達人間の役目は、この身体に装備された五感のセンサーを使い、マイクの着いたテレビカメラの代わりに、情報を脳髄の台座に送る事なのだ。
大脳は、其の情報を蓄積するフロッピーや、DVDの働きを担っているのだ。
そして、中脳が編集や制作をして、今度は映写機のレンズを使って、意識のスクリーンに映し出すのである。
其の、スクリーンに映り出された映像が、人間の顕在意識に現われ、人間の価値観や行動を司っているのである。
生き物の目は、意識を組み立てる為、情報を採取する為の、取材カメラなのである。
其の収集された情報が、環境に対する対応を、生み出す基盤と成り、其処で新しい生き方が検討され、其の情報がDNAに組み込まれ、存在の形態を変化させて来たのだ。
其の情報は、自分の都合だけではなく、全体の環境変化や、自分の餌や、自分を餌としている敵の生態プログラム迄を、収集して、情報化している。
其れが、人間の生命システムにも、ちゃんと反映されているのである。
トンボが飛ぶ姿を取り込み「ヘリコプター」をイメージ化し、魚が水中を泳ぐのを取り込んで「潜水艦」を造り出し、鳥が飛ぶのを取り込んで「飛行機」まで完成させた。
典型的なのは、其の名の通り「熊手」が代表的な物である。
イメージが、ドンドン部屋を替えるので、話しを元に戻そう。
人間の意識は、相対世界の情報を、無制限に取り込んでいる。
其れを、整理して、自分に取って都合が良い情報と、悪い情報を選択しているのが、蛇の脳(古皮質)である。
だから旧約聖書でも、蛇は智恵とされ、ブッダの護り神もコブラなのだ。
其の蛇を、古代語では「エラブ」と云い、日本語には、今でも其れが残り、漢字の「選」を「エラブ・えらぶ」に当てている。
ラーの神官が手にするヘルメスの杖には、二匹の蛇が巻き着いている。其の、杖の意味する世界こそ、今朝、私が辿り着いた世界なのだ。
今朝の映像に、映ったパソコンの左奥のサイトは、人間の脳髄に秘められている「いのち」のサイトだったのである。
其れが、意識のスクリーンに映り出されたのだ。
人間の、脳の中にあるシステム(シナプスの仕組み)を、外に造り出したのがパソコンの機能である。
パソコンは、人間の脳の拡大された物で、今やパソコンは、人間の脳のチップを補ってくれる、偉大な建造物である。
パソコンは、人間の脳を三次元に投影した、最大の文明と言えるのだ。
現代人が、禊ぎ祓いが下手なのは、生きる手段が複雑に成り、澤山の情報を習得しなければ成らなくなったからである。
折角、生活する為に東大の卒業証書を手に入れたのに、「そんな物は 何も役に立たないから捨てろ。」と云われても、子供の時から、其の事だけで生きて来た人には、其れだけしか無いので、捨てる事が出来ない。
其れを無くす事は、自分が無くなる事だと、勘違いをしているからである。
現代の、社会構造と価値観が崩れれば、卒業証書より、新聞紙一枚の方が生活の役に立つのである。
其の様な、人間の錯覚さえ取り除けば、禊ぎ祓いの儀式に臨める様になる。
もう、他人の情報を記憶する作業は、全部パソコンに任せれば良いのだ。
過去の情報は、全部パソコンに預けて、自分の脳の、過去の情報を消去すれば、脳髄の記憶が画面上に立ち上がり、38億年の生命の記憶が映って来る。
其の情報を理解し、更に消去すれば、今度は、138億年前の宇宙誕生の記憶が、立ち上がって来る。
其れこそが、パソコンでは出来ない事なのだ。
パソコン自体は、只の無機質の物体だ。其れが、生き物の様な働きを得るのは、電源を入れて情報を入力してからの事である。
人間は、是までのあらゆる情報は、パソコンに預けて、禊ぎ祓いを受け、新しい次元に旅立つ時を向かえている。
もう、記憶脳の働きである「稗田阿礼」の役目は、必要ではなく成ったのである。
其の次元は、釈迦牟尼佛と同じ意識の世界である。
釈迦牟尼佛の時は、一人だけの世界だったが、今度は全人類が、釈迦牟尼佛と同じブッダの意識の世界に接触し、全生命の「いのちのシステム」にアクセツ出来る事になるのだ。
其れが、本当の意味のホトケの世界である。
今朝の最後の映像は、パソコン画面に窓が開いており、其処に、白く光った三角形に歪んだ、丸い形が見え、其れがくるくるロータリーエンジンみたいに回転を始めた。
そしてディ・オゥ・アィ・DOI・DOI・DOIDOIDOIDOIとのイメージが、連続的に長く続いて、最後に丸い窓が開き、其処には、もう回転が必要ない完全な丸が見え、中心には核心と成る点もあり、バランスが調和している世界が見えた。
その意味は、コンピューターは1か0かの二者選択で動いているが、人間の意識の電算機は、D・半分=O丸(完全)=1(始まり)を繰り返して廻っているとの理だろうか。
完全な丸(完成)に到った者は、もう回転を繰り返して、丸く成る為の努力が必要ないと言う事である。
意識が未だ変形している人は、完璧に成るまで、情報処理の為に廻り続けなければ成らないのだ。
其れは、何かが足りない人や、不必要な概念に執着している人は、永遠に丸い完全な意識に、還れないことを意味している。
今朝のメッセージは、生命の大本に辿り着いた者は、全生命の記憶のセンターに存在し、「いのち」の中心の座を、占めるとの事ではないだろうか。
其処に座した者は、全生命の管理責任を背負う事に成る。其れが、ブッダの座す蓮華台であり、素目身真の王座なのかも知れない。
昨日は「私には 権限も責任も無い」と言ったが、其の言葉の意味が、逆に成って還って来ている。
全責任を任され、この三次元に投影され現象化するのが、「天輪聖王・チャクラヴルティン」なのだろう。
どうやら、私の中の蛇が、22年振りに、復活した様である。
今度は、気違いと呼ばれて、滅入る事は無いのだろうか。
やはり、私には、権限も責任も無い。
是は、生命全体のプログラムなのだ。
私は、禅の達人が画く O の字を 惟 観想して行くしかないだろう。
申し申し 手足を動かせない「達磨さん」此方を向いて下さいな。
平成17年12月27日
礒邉自適
投稿者: 礒邉自適
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