このページは 18年10月18日以前のメッセージだけを集めて載せました。
2005/12/23
意識のシステム
17・12・23
昨日の映像と、今朝の映像の中には、別の次元が顔を出した。
昨日は、左側の暗い所から、右の方へ、紙に書かれた文章が一枚移動して、明るい光りに照らされるのが見えた。
そして、今朝は、明るい所に有る紙に、四角な箱の形が、鉛筆の線で書かれており、其の線が増やされて、箱の形が立体的に成りながら、左の方に移動して行った。
此の、二日に掛けてのメッセージで、見せられた場面は、一体何を意味しているのだろうか。
昨日の映像では、宮殿への階段には、光りが当って、輝いていたが、其の土台の冥府のマットは、暗い世界に有った。
昨日と、今朝の映像場面の、左と右、上と下、其れと「明るい世界」と「暗い世界」。この区別・対象は、私に、何を、認識しろとの事だろうか。
簡単に考えれば、左が「四次元」で、右が「三次元」と言うことに成り、下が「過去」で、上が「未来」と成る。
そんな、単純な受け取り方で良いのだろうか。
其れだけでは、何となくスッキリしないものがある。
少し考えれば、暗い世界は「神霊界」で、其処の神霊界の情報が、紙に書かれれば、右の三次元世界で、誰でも目にする事が出来る。
そして、三次元で書かれた物のデザインは、人間の創造力で発展しながら「四次元」に送られ、情報として蓄えられる事に成る。
そう言う、意味だろうか。
そして、其の作業に、人間の役割が有るとの事だろうか。
そうであれば、私は、大事な役割を果たしている事に成る。
もう少し思考を進めるなら、イエスキリストは「神の 左に座す者が現われたら・・云々」と 云っているし、「天に向かって誓うな 天は神の座る座だ。地に向かって誓うな 地は神の立つ台だ」とも 云っている。
此の言葉で、イエスキリストも、上下や、右左に付いて、特に気を使っている事が判る。
其れは、イエスキリストの、他の言葉「貴方達は 自分の十字架を背負って付いて来なさい」にも、上下・左右の思考が伺える。
人間には、思考の奥に「上下・左右」の認識回路が有り、深い瞑想の世界に入り込めば、思考の中心が立ち現われるのではないだろうか。
それは、ロケットが真っ直ぐ飛び上がる為の、姿勢制御のジャイロスコープの様な働きが、人間の思考回路の中にも組み込まれていると、言う事ではないだろうか。
其れは、重力にも関係し、自立神経の、一番基礎的なデータボックスに、納まっている仕掛けの様な物なのかも知れない。
左の暗い世界は「月読界」で、宇宙のバイオリズムを感じる物で、右は「相対世界」の物に拠る認識データを構築する「天照界」のものである。
そして、進化の過程で、動物の間は「前後」だった感覚が、人間が立ち上がった為に「上下」の感覚に移行してしまい、対象として「トーテムポール」や神社の「御柱」が必要になったのではないか。
動物の感覚は、前後・左右が主体で、背腹の上下には神経感覚が少ないだろう。
動物の場合は、匂いを嗅ぐセンサーの「鼻」の器官が一番前に位置し、匂い感覚が一番大事な物と成っている。
しかし、人間は、立ち上がった為に、頭・脳がジャイロスコープの一番先端に行ってしまった。
其の為に、人間の思考は、どうしても、上に引き上げられ、脳を感覚の一番先端にしようとする。
その結果が、此の落ち着きの無い、人間と言う生き物を生み出す事に成ったのだ。
其の事に気付いた老子は、「其の門を 閉じよ」と謂って居る。
其の門とは、五感の働きの事である。
五器官の情報は、全部、脳に電気信号で送られて管理されている。
だから、五感が情報を取り込んで、脳に送り込む間は、エネルギーが脳に消費され続けるのだ。
其の動きを、止める様に勧めたのが、釈迦仏陀の説法の中に有る「十二縁起」の理論である。
釈迦仏陀の訓えである「十二縁起」の理論を理解し、其れを実行すれば、老子の謂う「愚人の奨め」が理解される。彼等が、謂う処の、意識の場に到達すれば、イエスキリストの謂う十字架も見えて来るのだ。
「十二縁起」http://wave.ap.teacup.com/20060106/332.html
其れが、生命の羅針盤で、DNAが巻き付く「いのち」の柱なのだ。
其の柱が見えれば、もうトーテムポールも御柱も必要がなくなり、自分の意識が、宇宙の中心に立ち上がる。
其処に回転する銀河は、自分の内なる世界である。
そうなれば、左右・上下の感覚は中心に収まるので、上下・左右の分離・拡散が消え去り、意識は脳から降りて、体のセンターに落ち着く、其れが「落ち着く」の言葉のフレーズである。
其処には、上下・左右の感覚は消え去り、膨張収縮の運動が残るだけである。
其れが、「ブッダ・仏陀・覚者」の在るべき思考の位置だ。
其処に「いのち」を「呼吸・息る・いきる」との言葉が納まって来る。
もう、右も、左も、過去も、未来も・も・も・も・も・も、無い。
平成17年12月23日
礒邉自適
投稿者: 礒邉自適
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