2004/4/30
尽
16・4・16
今朝のメッセージは、「尽」の文字が4〜5ケ所に使用されている文章が、縦書きに映って来た。
そして、次に、中心の女王を全体で守る「マンダラ・曼荼羅」らしき配置図が映って来た。そして、私も、右側の一部に立場を決める事で、自分の役割が明確になり、救われる事が示された。
「尽」は「尽力」の「尽」なので、朝起きて直ぐに「尽力」を広辞苑で調べて見た。
「尽力」は「あることのために力をつくすこと。骨を折ること。国家の再建に尽力する。」等に使われる。と、載っている。
また漢語林で「尽」を調べると、「尽」の元字は「盡」であり、「聿+皿」の組み合わせで「聿」は「刷毛を手にした形にかたどり」「皿」は「うつわ」の意味で、容の中を刷毛ではらって空にするさまから、尽きるの意味を表す。
【字義】@つきる。Aつくす。Bことごとく。Cつごもり。と有り、Cの、つごもりとは陰暦で月の30日を大尽、29日を小尽という。と、載っている。
今日は、陰暦ではないが、4月30日で月の終りの日だから「つごもり」の意味としても、符合している事になる。
「尽」とは、自分の在る限りをつくし切った意味なので、私の立場を言い表しているとも言えるし、人間の在り様の、究極を知らせて来たと、受け取ることも出来る。
何故、それが今日なのだろうか。
明日、5月1日が、何かの新しき始まりと成るのだろうか。
何れにしても、古皮質である一番古い脳が、情報を取り扱っている事は間違い無いだろう。
人間を動かしている、自律神経が働いて、深層心理を創り出しているのだ。
其の理由を考えて見ると、女王を、中心に体制が整えられている理・ことを考えれば、昨日、屋久島で開催された町の産業祭で買って来た、地元産の、木の花の蜂蜜の事を思い出した。
其の蜂蜜を食べたので、蜜蜂の生態システムが、私の細胞に影響を与えて、その仕組みが映って来たのかも知れない。
蜜蜂のシステムは、人間の智慧も及ばない程の完璧さを持って、営まれている。
其の不思議さから、西洋のカバラのマークにも、蜜蜂がモチーフとして取り入れられている。
東洋では、トカゲやコブラ等の爬虫類が、無意識のモチーフとされているが、西洋では蛇や龍は悪い者とされているので、蜜蜂に成っているのだろうか。
先にも書いたが、古皮質である一番古い脳が、情報を取り扱っている事は、間違い無いだろう。
人間を動かしている、自律神経が働いて、深層心理を創り出しているのだ。
生き物の働きは、全てが雌を基盤として成り立っている。
雌の存在が中心に在り、雄の役割は、其れを補佐する為に在るのだ。
その生物の原点を、私は今朝、覗き見たのであろう。
生き物とは、遺伝子の存続、そのモノの現れだと言う事が出来る。
遺伝子を存続させる事は、雌の子育てが中心とされるべきものでもある。
雌が、安心して子供を育てられる環境を整える事こそが、雄に与えられた役目なのである。
雄の戦いは、雌を守る為にこそ在るべきもので、女や子供を殺す為に成すべき行為ではないのだ。
雄の幸福とは、雌が、自分の遺伝子を受け継いだ子孫を、残してくれる処にあるのだ。其の為に、努力を尽くすのが、我々男性の役目なのだ。
今朝は、その本質に触れた事に成る。
屋久島に育っている、木々の花の蜂蜜が、生物の本質の情報を、私に齎らしてくれた様だ。
自然の中で、生活をすると言う事が、どんなものなのか、改めて感じられて来る。
自分の器を空にしてこそ、スッキリとした状態で、神に対して、尽力をつくすことが出来るのだろう。
私には、もう、善悪の概念さえも、残っていないのかも知れない。
在るが、侭の私が、ようやく完成されて来たのだろうか。
平成16年4月30日
礒邉自適
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