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2000/5/10
「松果体」
未来創造
松果体
12・5・10
松果体は、仏教でいう「第三の目」の器官であると謂われている。
松果体は、第3脳室の後上方の脳から突出した、松カサに似た形の小器官であり、役目の1つに、性腺刺激ホルモンを抑制するメラトニンを産出する。また鳥では、松果休が生物時計として働くと考えると載っている。(辞典言泉)
私は自分の体験から、松果体が何故、仏の額の第3の目なのか説明したいと想う。
仏の第三の目は、エジプトのラー(太陽神)の目と同じであり、日本では「天疎向津比売命(あまさかる むかつひめの みこと)」の「日目・ひめ」であるし、「天照皇大神(あまてらす すめ おおかみ)」の「スメ」であり、「伊都の目・いづのめ」の神とも表現されている。
悟りのことは、「目覚める」とか「大覚・覚醒」と言い表し、悟る為には瞑想が必要だと伝えられ、世界中で多くの人々が瞑想を実行している。だからと言って、悟った人が多数出たとの報告が無いのは、瞑想をしたからといっても、誰でもが悟れる分けではない事を証明している。
「仏・ほとけ」とは、この世で肉体を持って生活している人が、目覚める事を意味し「覚者・ブッダ」と言うのであるから、死んだことを「仏になった」「成仏しました」と云うのは間違いである。
其の理・ことを、坊さんが理解していないのは奇妙な話である。
ナザレの「イエス(イエスは自分のことをキリストだと言っていないので敢えてこのように呼ぶ)」は、「ヨハネ」に水によってバプテスマを受けた時に、初めに起きた事を「三羽の鳩が飛ぶのを見た」と謂っている。私も、其れと同じ様な事が起きたので、その事が何なのか良く理解できるし、聖霊に満たされたと謂うのも良く理解できる。
「三羽の鳩」とは、実際の鳥ではなく、鳩の飛ぶ形のものが、第三の目から飛び出す現象を謂っているのである。其れは、三原色の、色違いの飛ぶ鳥の形なのだ。
これは、その本人の第三の目に見えるだけで、現実の世界に飛び出すわけではないので、側に一緒に居たからと言って、他人に見える分けではない。
其れは、松果体がある役目を果たす事に因って、起きる現象なのである。
簡単に謂うと、「左脳と右脳に橋が架かり、古代の記憶が蘇る現象」と謂う事で良いのではないだろうか。
松果体は、硅素に拠って出来ていると言う。「珪素」は、辞典に次ぎの様に載っている
【硅素】珪素は、炭素族元素の一つで、元素記号Si原子番号14原子量28.09酸化物やケイ素酸塩として岩石中に多量に存在し、地球での量は酸素に次いで二番目である。 (辞典言泉)
(M.G.ヴオロンコフ旧ソ連アカデミー準会員の論文から)─引用開始─
・・・また遺伝子的に考えると【現在でも有孔虫、放散虫、ケイ素藻類その他多くの「古い」単純な生体は、環境からケイ素を取り入れ、まず自分の殻や骨格を作るのに利用している。今も残っている「太古」の植物であるトクサ、スギゴケ、シダ類を調べると、ケイ素の含有率は高い。さらに土壌中や岩石上には、いわゆるケイ素バクテリアが岩を破壊して植物が摂取できる形にし、カリウム、リン、ケイ素、その他いくつかの微量元素を取り出している。これらバクテリアが陸上に出現して高等植物の生活土壌を作り出した最初の生物だったということは大いにありうる。・・・ ─引用終了─
の様に、38億年前、粘土(ケイ素+アルミの化合物)の海で、電気信号(雷)の刺激に因って組み合わさったDNAの原点の処に、ケイ素の関りが有り、遺伝子はケイ素を畑にして育ったと謂っても過言ではないだろう。此の理・ことから考える(神返る)と、松果体(ケイ素の化合物)を通じて、人間は自分(みずからのわけ)を思い出す事が出来ると謂う事になる。
現在では、科学者が遺伝子の研究を通じて、「サム-シング-グレート(ある偉大なる存在・何者か)」が、存在すると云い出している。
「ケイ素」は、英語ではシリコンバレーの「シリコン」である。CPのシリコンバレーの最先端の技術に、ケイ素が使われ始めているのである。そして、同じ炭素系の石英のガラス管の中を、光が情報を運ぶ様に成った。
仏教の「阿弥陀仏・あみだぶつ」とは、人間には計り知れない「光り・慈悲」の象徴であり、其れは、宇宙の見えない力の働きを意味している。ケイ素の振動波が、宇宙の情報に通じる物であれば、是からの人々は目覚めの為に、大きな手掛りを得る事になる。
中国の荘子は、「大通」の言葉を使用し、仏教でのブッダの意味を「至人・到った者」と言い表している。日本では、その人物の事を「スメミマ」と言い、その人の働きの事を「スメラのミコト・天皇・帝(みかど)」と呼んでいた。
そして、通じる事を「クシ」と言い、名付けて「奇しき御魂」と呼んでいたのである。其れは、漢字では「聖者」の事である。
女性が髪に挿す櫛・くしは、「髪を通す」の意味で、串焼きの串も「団子や 肉を 竹串で通す」の意味である。だから、島根県の出雲では熊野大社の主祭神の名を「神祖(かむろぎ)熊の大神櫛御氣(おおかみくしみけぬ)の命」としていて、食物の力で神に通じるという「食国のまつりごと」の原形を伝えている。
神社で参拝すると「タマグシ(奇魂・くしたま)奉納」が有るが、是も、人間と「宇宙・大自然」の仕組みとの、情報の遣り取りを願う儀式である。つまり、神と通じたい、結ばれたいとの願いから来ているのだ。
其れに、釈迦仏陀やイエスキリストと、日本の神社の元である「伊邪那岐命・いざなぎのみこと」に共通の事がある。其れは、水で体を清める事が最初の処にあることである。人間の身体は、70%近くが水で占められている。其の水が、外側の水と関わったとき、人間の魂に、ある現象が起きる事の証明だろう。
日本の河川の水が澄んでいるのは、岩から溶け出したケイ素が、直ぐにアルミと化合して粘土と成り、沈殿するからである。
人間は、水道が整備されるまでは、山水や井戸水を飲んでいたので、体に必要なケイ素は不足することが無かったのだ。しかし現在の都会では、浄水場で汚水浄化の為にアルミを投入し、汚れを沈殿させるのである。
つまり、ケイ素はアルミと化合して、水中から無くなってしまうのである。
ケイ素の欠乏と、逆にアルミの取り過ぎは、こんな処にも原因の1つが有るのではないかと考えられる。「アルミ」は、アルツハイマー病の原因の1つだそうだが、アルミが脳に取り込まれるのも、ケイ素との仲の良さがあり、生物的に大事な仕組みの1つだからだろう。
話は前後するが、松果体がケイ素物質の働きと捉えて考えれば、鳥が松果体に拠って時を計り、生活している事の理由も把握できると謂うものである。
伝書鳩は、遠くへ放たれても自分の巣へ帰り、渡り鳥は自分の体の内に羅針盤を持っている。
辞書(言泉)を見ると、「ケイ素効果、透磁率、電気抵抗が高く磁気ヒステリング損失が少ないので、変圧器の鉄心や回転機などに用いる。磁気ヒステリングとは強磁性体に外部磁場を加え、その強さと向きを連続的に変化させると磁場と磁化の関係性を表すグラフは一つの閉じた曲線(磁化曲線)を描く、この過程を言う。」と載っている。
私には、能く理解できないが、磁気に反応する事は確かで、鳥が地球の磁気を松果体で捉えて行動している事は、間違いない様である。
日本の神社では、入り口の門を「鳥居・とりい」と呼ぶが、漢字の「鳥が居る」をそのまま使っている事を考えると、エジプト文化との繋がりを考えずには居られない。エジプトでは、ライオンが門番の神になり、書記官が「朱鷺・トキ」の神だったりする。
日本では、鳥居の近くの両側にシシの像があるが、其れはライオンの様だし、書記官のトト神の役目は、情報整理と記録である。そして、アークの杖は握りの所が「鳥・はやぶさ」で、杖には二匹の蛇が巻き付いている。
其れは、日本の古代の儀式と同じ理・ことを伝えている。日本でも2000年前の記録では、左右に2本の榊を立て、片方には木綿の布を左巻きに、もう片方の1本には右巻きに巻いて結界とし、その上に鳥の止まり木として、木を横に渡して居る。
つまり、エジプトの「アークの杖」の意味を、分解して組み立てたのが、鳥居の始まりだと考えられる。そしてアークの杖は、アークの柩を開ける儀式に必要な物である。
「アークの杖」の上には鳥が付いているが、日本に伝わっている「御輿・みこし」の上にも鳥が止まっている。アークの「枢・ひつぎ」は、契約の箱とも云われている。神との契約が何なのか、それは謎だが、その謎掛をしているのが「スフィンクス」である。
「スフィンクス」は、ライオンから鳥に変化する段階の形で、ライオンに羽が生えている姿である。「ライオン」は、ヨーロッパでは水の護り神である。だから、池とか風呂にまつられてもいる。
神社の「高麗獅子・こまシシ」の像の近くに、御手洗が備えられているのも、やはり同じ文化の表現なのだろう。神社と、神官と、神輿は、渡来して来た人達の文化だと解かるが、日本先住民アイヌの人達の「カムイコタン」や、沖縄の人達の「御嶽・うたき」の文化も、共通していて、岩と木と水が儀式にとって欠かせない物であり、場でもある。
私達人類は、源を「一・ひとつ」にしているので、感じるモノは共通していると思われるし、生命の歴史を36億年遡ると、鉱物から溶け出した海で生まれた「DNA・遺伝子」に辿り着く。そして、138億年遡ると、鉱物と同じく、光より生まれた物であると謂う事になる。
私達は、地球の構成物質を、順序良く取り込んで来た遺伝子の、旅の結果の現象物だと謂えるだろう。其の理・ことは、古代人にとっては当然の事として、皮膚感覚で感じていた事なのだ。何故なら、今でも自然の生物は、植物までもが、その世界で生きているからである。そして、共通の情報系が、ケイ素に有ると考えても良いだろう。
旧約聖書にも、「神は 自分に似せて 粘土で 最初にアダムを創造した」と有る。「アダム」が、電気的磁場を有する体であり、「イヴ」がアバラの骨からと云うのは、2番目がカルシウムに関係が有ると言うことになる。「アバラ・あばら」の言葉も「アダム」と同じ、文化圏の言葉かも知れない。
「ユダヤ教」の教えにも「自分のダイナム(電気発生装置)を正しく応用する」と有る。私達人間は、電気に拠って脳で考え、電気に拠って(カルシウム信号が 関っている)筋肉を動かし活動をしている。そして、活動して受ける情報は、また電気信号となり脳に送られているのである。
【石工の秘儀】「石の上に立つ 兵士の謎を解く鍵とは 生ける力のダイナムを 正しく応用することであると知るとき 彼は結社の神秘を学び取り ルシフェルの力は彼のものと成る」
宇宙には、統一場が存在すると云われ、「サム-シング・グレート」が存在すると、学者が謂い始めている。其れは、宗教家が云っているのではない。
是からは、「神」とは、自然界に働いている永遠の力だと理解される日が来るだろう。
何故かと謂えば、古代の人は皆知っていた理だし、釈迦牟尼佛は其れを「ダルマ・方」と謂い、老子は「タオ・道」と謂っている。21世紀は、これ等の理を、聖人だけが知るのではなく、普通の人が普通の理・こととして、すべての国々で理解される日が来るだろう。
私のこの拙い説明も、その一役を担えればと想うだけである。
「松果体の写真と説明」HP
http://www16.plala.or.jp/PC-MURA/Syoukatai.htm
平成12年5月10日
礒邉自適
投稿者: 礒邉自適
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