1から9までの一桁の数字を使って行う各種の占いや占星術は秘数の「9」が主役です。ユダヤの密教秘儀(カバラ)や古神道(ひふみ算)も現代数学で言うと「
mod9」となります。
例えば、2010.3.28が誕生日とすれば、2+1+3+2+8=16、1+6=7で7という数にコンパクト化してしまいます。そして、誕生日だけではなく名前や言葉にも数を当てはめるとすれば、その人固有の運命を簡単な数に置き換えて占うことが出来るという訳です。
宇宙自然が9を秘数にして持っている事を古代人は直観として認識していたと考えると面白いでしょう。そして、
9は究極の数字であるとともにゼロ(0)に通じるというのは後世の解釈で、再発見でもあるのです。

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