平成18年5月に
経済通産省が社会人基礎力の12の能力要素を発表している。三本柱は1)前に踏み出す力、2)考え抜く力、3)チームで働く力と表現されていた。
これらは要するに1)前に踏み出す力=意=エトス、2)考え抜く力=知=ロゴス、3)チームで働く力=情=パトスに相当する。
いわゆる「三つのOS」である。
なお、12の詳細は1)主体性、働きかける力、実行力、ストレス・コントロール力、2)課題表現力、計画力、創造力、発信力、3)傾聴力、柔軟力、状況対応力、規律力の能力要素としている。
興味深い点は、主要企業にどのような人材を求めているかについて、この内容で事前に質問した結果である。業種によって又企業によって「知・情・意」の順番が変わっていることである。
独創性を期待するか、チームワークを重視するか、リーダー的意欲を高く買うか等重点項目は異なっていた。
翻って、これら三つのバランスが良くとれた学校教育がなされて来たかどうかが問われるべきであろう。
望まれる人物像「1−2−3」
http://homepage2.nifty.com/thinking-way-8W1H/column/123.htm

0