西田幾多郎にちなんで名づけられた「
哲学の道」を小雨の中を散策していましたら、ねずみの看板が目に付いて坂を上ると大豊神社があり、なんと狛狐の隣に
「狛鼠」が鎮座しておりました。
大国主命(オオクニヌシノミコト)を野火の危機からネズミが救ったという
古事記にある神話に基づいているそうで、『まるでこまねずみのように良く働く』の由来のコマとは独楽と高麗と狛と色々に変容していますが気に入ってしまい、土鈴にしたオスメスペアの狛鼠を土産に買いました。ちなみに独楽鼠は同じ場所をくるくる回る性質があり色は白色で、中国から高句麗を経由して伝来したネズミだそうです。
解説には「右側は学問を表す巻物を持ち、左側は豊穣や薬効を象徴する水玉(酒器)を抱え、子宝を育んでいる形でもあります」と書かれていました。

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