最近、
藤原正彦のエッセイを読み直したので「123」します。
1)「数学者の言葉では」:『我々の
独創は、無数の現象の中に、ある種の類似を認識し、そこから法則を帰納することに止まる』
即ち @多くの現象を観察し、Aその中にある種の類似を認識し、B法則性を導き出すことが独創であると定義されている。
2)「祖国とは国家」:『実は何より重大な懸念は、独創日本を支えてきた土壌そのものが危殆に瀕していることである。土壌とは国民一般の
「確固たる基礎学力」「美的感受性」そして
「精神性を尊ぶ心」である。これが横溢する中ではじめて独創が生まれ天才が生まれる。』
これは @「確固たる基礎学力」=知=Log
os 、A「美的感受性」=情=Path
os、B「精神性を尊ぶ心」=意=Eth
os につながり持論の「
三つのOS」のことである。まるでコンピュータはOSが無いと動かないのと類似して面白いと思われませんか?
3)「国家の品格」:『日本人(ガーナ人)は日本人(ガーナ人)のように
思い、考え、行動して初めて国際社会の場で価値を持つ。』
即ち @Want=思い、APlan=考え、BAction=行動 の全ての
行動様式において日本人らしさ(品格)を失ってはならないのである。

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