前々から
浜口陽三が好きで、個人美術館の
ミュゼ浜口陽三に行って見たかったが、つい企画展が優先して見る機会がないままだった
東山魁夷展のプレビューで初めて会ったネット友だちの
pikaso41さんと、あの時には話す時間がなくて心残りだった
そこで、版画の制作していた彼女と「版画の美術館のミュゼ浜口陽三」で会うことにした
小さな、とてもオシャレな美術館だった 美術館の看板もオシャレすぎて、水天宮の駅を出たら目の前なのになかなか分からずにうろついてしまった
でも、来た甲斐のある日になった
同じにスイカを見て、赤と緑に種の「健康的な夏のスイカ」ではない、
切り口に目が行く、この色が出てくるゾクゾクする感性に驚きます
浜口陽三のマットな黒はやはり美しく、果物は色っぽく、リズミカルでどこかデザイン的な構図センスは見ていて楽しかった
企画展で「浜口陽三・南桂子 二人展−響きあう詩−」をやっていて作品が南桂子の物がずっと多かったのは残念だったが、版画を制作していた人と観ると細かい制作の話してくれて自分だけで観るとは大いに違った
友だちいわく、このカップや皿が何とか言うデザイナーの作だそうだが、
葉脈のデザインの薄手のカップは持ちやすく唇になじみ美しかった
コーヒーも美味しいコーヒー飲んだという感じです・・
そして、美術館の入り口にある喫茶コーナーで懐かしいホルトハウス房子のチョコレートケーキを食べながらいっぱいおしゃべりした
私より年上だが、子供の絵の指導をしている料理好きな彼女は可愛らしい笑顔で若々しい人だった
パソコンの文章ではそう話せないが、こうやっていろいろなことをタップ話せるのは満足感がある楽しさでした
なお、南桂子も観られて嬉しい版画でした 優しくて爽やかです

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