私は、展覧会に行って好きだなと思う絵に絵に逢うと、必ず所蔵先を確かめる
そうやって、私が今まで知らなかった美術館をずいぶん知った 今度あちらの方に行ったらまた観られるかも・・と頭にインプットしておく
「個人蔵」だった場合は、もう2度と観られないかもしれないので特に丁寧に観る
そして、その貸し出してくれた人に大いなる感謝をささげる
もし、私が自分の大切な絵を貸し出すことになったらその期間は寂しく、またどんなに不安だろう ・・
たぶん何もないとは思っても、何事にも万一と初めての不祥事がある きっと、私なら貸し出したくないだろう
大きな展覧会にでる、個人所蔵の小さな絵やデッサンは、会場では画家の代表作ではないだろうし、しけた絵に観えるかもしれない
でもそれは、個人からしてみたら大事な大事な一枚だろう
昨年、山口薫の展覧会を観た時に、その大部分が個人所蔵で、とても感激したものです
「山口薫と故郷の人々」展

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