花明り 京都丸山公園
前の記事で書いた
「東山魁夷展のプレビュー」に参加した
「100人募集」とあったが、他の何かの関係者に混じってかと思っていたら、
「インターネット情報発信者」だけの為の企画だった
魁夷の絵には、静謐というのか静けさがあります
無料招待はもちろん嬉しかったのだが、
「静かな絵を静かに観られた」事が幸せだった
今まで、彼の絵を多くは観ていなかったので気づかなかったが「山の絵」が多い
私は山歩きするが、「何々山」と言うより、山を歩いている時に出会うワンシーンと言ったほうがいいでしょうか・・
「ああ〜 こういう場面に出会うとドキドキするんだよな・・」と、いうような場面がを捕らえています 「山歩きの好きな人」にみせてあげたい 「山友」にこの話がしたい、と思った
この人は山を外から観る人ではなく、自分でかなり歩く人ではないだろうか・・
入場してすぐに目に入った
「焼嶽」
この冬、
上高地に行ったばかり
釜トンネル抜けて最初に目に入った山、焼岳
冬の上高地に行こうと思うと、夏はバスで抜ける釜トネンルを、自分の足で歩くいて行くしかありません
「残照」(鹿野山) 何故か砂漠地方を思う いつか、この山に登りたい・・
(パンフレット 2列目右端)

展覧会 パンフレット
徳岡神泉 仔鹿
「秋翳」 遠くからも、パッと目を引く なんとも単純な構図、紅葉の赤の陰影がキレイです
(パンフレット左下隅)
空が広い面積空が占めていて、その空がほとんど同じ色なのに微妙な美しさです この色が赤を引き立てる
徳岡神泉の仔鹿観た時にも思ったが、日本画の「岩絵の具」ならではなのだろうか・・
たにま & たにま「スケッチ」
凍った川に雪が積もり、一部が溶けだしている・・ これは私が
アイスクライミングの時に出合った川の情景だった
この絵を観て、福田平八郎を思い出したのは私だけだろうか・・
曙&花明り
桜の季節なので、特に気になった「桜の絵」2枚
円山公園の桜と月と言う見事な桜の
「花明り」と比叡山の山にポツンポツンと3本だけさく桜の
「曙」
本物の桜を圧倒していた
花明りは
個人蔵とあったので、いったいどんな人がどういう部屋に飾って楽しむのだろうと考えた 曙は、「比叡山」とあるのでなお印象的だった あの修行の厳しそうな比叡山にこういう美しい風景があると・・
緑の山の絵
「月篁」 風にざわめく木々(竹?)の音が聞こえて来る この絵を書斎の机の前に掛けて毎日観ていられたらどんなに幸せだろう この展覧会で、一番欲しくなった絵です
遠くから近くから、何度も振り返り「2枚の桜の絵」や「月篁」絵を眺めた
つづく

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