このところ、「雪の上を歩きたい」という気分になっていた 先日の
上高地スノーシューで、雪への憧れが再燃
そんな時、蓼科山がホームグランドという友だちに山に誘われた
私の不安感いっぱいの状態から「三つ峠山」の簡単コースを選んでくれた
三つ峠は憧れの山 ここからの富士山が見たかった
心は揺れる
上高地は、時間は長かったが坂らしい坂はない
また、朝一の電車に乗って行くような山は何年も離れているので、待ち合わせの石和温泉までに疲れてしまわいだろうか・・
「標高差550mだから大丈夫、荷物は全部背負ってあげる」と言われ、もし無理なら引き返してくれると言う約束の下に、心を決めて出かけた
それでも、新宿に着きあづさに乗ってしまうとワクワクドキドキして来た
登り始めはいつも辛い 雪のない時には1時間半のコースと言うが、この私ではどの位かかるのか・・
歩き出したらすぐに汗いっぱい 「素手でアイゼンがつけられた」暖かい日だった
途中何度も水を飲んだ 上高地の時に、冬でも水がいっぱい欲しくなることを知ったのでいっぱい用意していた
私は喉が渇きやすく水がタップリ必要なタイプ 足が弱いのに、人より多くボッカしないとならないとは・・(昨日は、水も12本爪アイゼンも背負ってもらった)
富士山だ! デッカイ・・
ここで初めて富士山が見えた 富士山って、どうしてこうもワクワクさせるのでしょうね
登山口9時37分 山頂近くの山荘前に1時間20分で到着 なかなか調子いい
私が富士山やアルプスの山に喜んで写真を撮っているうちに、友だちは休憩用のテーブルがあったので、ここでお昼にしようと支度してくれた
カップ緬とコーヒーを食べて、今度は山頂へ
そこに山頂は見えているのに、案外長かった 急で雪も固められていなかった
さっきの所で写真を夢中になって撮ったが、アルプス方面は、山頂やその途中が遮るものなしで断然よく見えた
山頂の方位版と合わせて山を見る
「1番左の白いトンガリが農鳥山」と教えられ、右にぐるりと南アルプスからクッキリとひとまわり見えた
書いてある山のほとんど歩い友だちは、「これは方向が適当だな〜」と言う
私が、「見える山すべて登ってみたい」と言ったら、登れば良いじゃないというが、そうできたらね・・
ゆっくり楽しんだところに団体さんが来たので、下ることにした
ここで、登りの4本爪アイゼンから、12本爪アイゼンに替えたのだが大失敗だった
ずっとトイレを我慢していて、ここを少し降りた山荘でトイレを借りたのだが、中なので、アイゼンを外し、靴まで脱ぐことになった
* この山は登山口も山頂も「トイレは凍っていて使用禁止」ですから、山荘で借りることになります(200円也)
この後はサクサク下り、調子良いねといわれたが、下りはアイゼンの重みで加速度がつく感じだった 「錘つけたらいいね」だって・・
帰り道はますます空が青く、登山口はあっけなく来てもう終わりと寂しかった
登山口
帰宅電車のビール&おつまみ
その後、甲府のフルーツ公園の中にある
「ほったらかし温泉」によって帰宅した
この温泉からの眺めは、先ほど山を見ていなければ大感激ものだったろう 母を連れてきたら喜ぶだろうな・・
終わってみれば、先日の上高地よりも楽だった
さて、次はどこの山に行こうかな・・

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