冬の虹

義母は、絶対安静命令が解けてから、今度は歩く練習となった

「自分で、出窓に摑まって立ち上がり、私の手を取って貰い台所まで行って、手を洗い顔を洗う」
これが、私のやるコースだ


でも、腰が痛い、動きたくないと言ってグズグズと引き伸ばす　


私も、最初は

「ダメですよ　そんなことと言っていると今度は寝たきりです」
「頑張ろうね」

と言っていたが、昨日は意地悪を言った


「そうですか・・　そんなに痛いのでは入院した方が良いですね」
「これから先ずっと寝たきりでは、私にはとても看きれませんから、病院入ってもらわないと・・」

「お母さんが、歩けるようにがんばるならウチで協力します」

「痛さの程は私には分かりませんから、お母さんが自分の身体に良いようにして下さいね」


帰宅した夫に、義母に「今日はこう言った」と報告した

「その位言った方がいいんだ　効けばいいけどな・・」

と、言いながら母親の所に行った


「あれは、効果があったようだ＾＾」　
「今夜は、痛いと愚図愚図言わないですぐに歩く練習した」