2006/3/2
「ウツホ」
18・3・2
今日は、一日中 NHKの撮影現場だった。
昨日と同じく、事務所に帰り着いた途端に、中山博さんからの電話が掛かった。
そして、本日伝えられて来たのは、「新しき ウタうたえよ 其のウタは うつほ」との言葉である。其れは、どう言う意味だろうか。
其れに、似た感じの言葉は、「みづほ」や「すさのお」などである。
「瑞穂・みずほ」は、水田の水の上に、稲穂の穂が出るイメージで、「すさのお」は「スサの穂・尾」である。
其れは、両方とも、数が増える物、分裂した物の世界を言い表している。
しかし、「ウタ」が「ウツホ」とは、モノではなく、言葉や音の世界であるようだ。
今日コメントが有った、アベさんの話では「う」は、ホツマ伝えでは、人間の事らしい。
「う」が人間の事なら、「人間の穂」となってしまうが、人間のウタが穂に成るのなら、正しき波動のウタでなければならない。
今朝、「ス」と「ウ」の音を合わせて考えたが、昼間想ったのは「すう」は「すぅーとした。」とか「スゥーと進む。」とかの言葉に使う音なので、人間の身体から直接発せられる、根源的な音霊の様である。
先日の霊夢で、私の文章の文字には、音霊が含まれているとあったので、私の言葉は、宇宙に直接繋がる振動波なのかも知れない。
其れは、弘法大師空海が謂う「真言・マントラ」の世界である。
明日の、日暮れから、何か、新しき言霊・音霊の世界が始まるのだろか。
歌を、「うなる」と言う言葉も在る。
明日から、宇が鳴り始めるのだろうか。
其れも、人間の言葉を通して・・・。
平成18年3月2日
礒邉自適
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。