2005/12/4
真由美
17・12・4
今朝は、多くの物が奥に引っ込んで、表には出て来なかった。
唯一つ現われたのは、30歳くらいのスマートな女性が、静かに、何処かに向かう姿である。
そして「真由美」との名が有った。
今朝は、其れだけしか表面意識には出て来ない。
「真由美」とは、文字から意味を探れば「まことの自由は美しい。」である。
今朝現われた女性は、其の言葉を象徴する姿だったのだろう。
其れは、成人した女性が、親の管理を離れ自由に成り、未だ結婚もしていなくて、子供も居ないので管理をする事が何も無く、一番自由なトキの姿を、示して来たのだろう。
「女」の漢字は、女性が跽づき、かしずいて居る姿の象形であり、「母」は其れに乳房を付してハハの意味としている。
更に「毎」の漢字は、既婚女性が結婚している事を表明する為に、毎日結わなければ成らない髷・まげを結っている姿である。
それは、現在の結婚指輪に当たる物だ。
女も、母も、毎も、真由美の姿ではない。
今朝の女性の姿から、私に、何を知りなさいと諭して来ているのだろうか。
現在の日本の状況は、女性が独身を楽しんで居て、なかなか結婚をしない。
子供の出産数も、1・5を割り込んでいるらしい。
真由美は増えても、母が減って来ているのだ。
昨日の映像は、母子で始まって母児で終わったが、今日は、子供も居ない女性である。
女性の本能は、遺伝子を伝える為に在る。
子供を産まなければ、役目を果たせないで、遺伝子が途絶える事に成るのだ。
何故、現在の女性は、結婚して子供を産まなく成って来たのだろうか。
其れは、女性の職場が増え、一人立が出来るからだろう。
しかし、子供が少なく成れば、社会は先細りである。
此の侭の状況が進めば、今の人達の老後は、厳しいものと成ってしまうだろう。
若い女性が、真由美の侭で、果たして良いものだろうか。
今朝の知らせは、女性が結婚したく成る様な社会を、早く創造しろとの事だろうか。
水田の稲の害虫である「ウンカ」は、環境が良いトキには、自分が長生きしたいので、エネルギーを使う産卵は出来るだけしないらしい。
処が、人間が農薬を散布したりすると、慌てて、子孫を残す為に産卵を始めるらしいのだ。
水中に棲む「ミジンコ」は、環境が良いトキには、雌だけを産んで、数を増やすらしい。そして、環境が悪く成ると、今度は、雄を産んで交尾をし、有性卵を産むらしい。
其の有性卵は、環境が回復する迄、眠って居られるらしいのだ。
そんな小さな虫達でさえ、生きる智恵には長けている。
そんな能力が、人間からは消えてしまったのだろうか。其れとも、ウンカの様に、自分が生を楽しみたいので、子供を造らないのだろうか。
どちらが、女性の本能なのかが分からない。
聞くところに拠れば、高速道路の出口の所にモーテルが集中しているのは、速いスピードに危険を感じた女性が、ウンカと同じ現象を起こすからだと聞いた事がある。
人間の女性も、ウンカと同じ本能は未だ残っているのだろうか。
其れとも、都会で子供が減るのは、自然の摂理が働いて、過密化を避ける為に、個体数を減らそうとしているのだろうか。其方の方が、当たっているのなら、私が別に心を配る必要は、無いのだがどうであろうか。
私は、独身女性に「良い男性が居たら 紹介して下さい。」と、数十人に頼まれてはいるが、なかなか太鼓判で世話出来る男性が居ない。
私が、是はと想う男性は、既に女性の方がほっては措かないので、そう上手くは事が運ばないのである。
山から下ろされれば、こんな話に成ってしまう。
2日の年長の男性が、町に下りるのを嫌がったのも、分かる様な気がする。
真由美を止めろと言えば、嫌われるのがオチである。
優秀な男性が、澤山現われて、女性を口説いてくれれば、直ぐに解決すると想うのだがどうだろうか。
平成17年12月4日
礒邉自適
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