2002/7/20
ライン・line
14・7・20
今朝は、「ライン」の言葉が告げられて来た。
「ライン」の言葉は、英語では、「線」とか「列」の意味だと有る。
現在・いま大事な状況の中で、無意味な事は、告げられて来る事はないだろう。
私たち東洋人には、「道」の言葉の意味が、線と同じニュアンスを持っていそうな気がする。
日本では「筋道」とか「筋を立てる」等の言葉が使用されるが、西洋には無いのだろうか。
「ライン」と、言って来る霊界人は、西洋で生活をしていた人間なのだろう。今朝のお告げは、自分が「ライン」の意味を知りたいのか、私に「ライン」の意味を理解しろというのか、ハッキリしない処がある。
私は、昨日買って来た、屋久島の50000分の1の地図に、東西南北に線を入れて、18年前の、私の行動と比べて見たのである。
6月9日に儀式を行なった矢筈崎は、屋久島の真北に当る場所で、反対側の真南が大崎川である事は、前述したので説明しないが、その縦横が交わる場所が「ネマチ岳・寝待岳・1814m」で、その直ぐ西側には「神様のクボ」と言う名で、呼ばれている場所がある。
屋久島は、昔より、特別な行者が修行に来ていたらしいので、ネマチ岳に籠って、神様の啓示を受けていたのではないだろうか。
私は未だ、「ネマチ岳」にも、「神様のクボ・窪」にも、行った事が無いので分からないが、何か山岳に、神様の仕掛けが有るのかも知れない。
私は面白くなって、8方、12方、16方と、線を増やして見た。
8方だと「360度÷8=45度」なので、1方が45度になり、12方は30度、16方は22.5度になる。
不思議なのは、私が、修行の場と捉えられる場所が、この線上に位置するのである。其れは、とても偶然とは思えない。
私が、無庵師匠に出会って、道場と成った場所が、120度の辰・たつのライン上で、妻の実家が30度の丑・うしのライン上と成っている。
私は27歳の時、妻に出会ってから、その家に通い、結婚して泊る様になった。私は、其の家で、何度も神のメッセージを受けて、人生が決定されて来たのである。
因みに、私の生家は98度の場所で、方位では名称は意味付けされていないが、スーリアサロンが6月8日に開かれ、スーリアさん一行が宿泊した「屋久島グリーンホテル」は、生家の延長線上に位置している。
そして、2日目の宿泊所となった「いわさきホテル」は、16方位のライン上で、157.5度に位置している。
地図を見て、私が想うのは、屋久島の西部地域は、海からいきなりの急斜面で山に続いているので、人家は一軒も無い。もちろん電気も引かれていない。
別な言い方をすれば、人間が住んで居ないので、汚れ・穢れ・気枯れていないと場所であると言えるだろうか。
方位で言うと、225度の栗生の「屋久島青少年旅行村(坤・ひつじさる)」から、300度の(戌・いぬ)の間が、無人の場所である。
西方は、易では「白虎・びゃっこ」が神とされ、「交通(道路=経済)」を司るとされている。
其の白虎は、日本には虎が生息しないので、代りに「白狐・びゃっこ」となり、商売の神様は白い狐の姿で、お稲荷様として祭られている。
屋久島は魂しいの島だから、商売抜きとされ、西側が塞がれているのだろうか。
そう言えば、種子島には鉄砲が上陸して日本に広がり、今度はロケット基地として技術発展をして帰って来たが、屋久島に上陸して来たのは、キリスト教の伝道に来た「ジョバンニ・シドッチ」と、仏教を伝えに来た唐の僧「鑑真和上・がんじんわじょう」である。
「キリスト教」と、「仏教」の精神的な関りの人達が、屋久島に引き寄せられたと言うのも、私は何かの因縁を感じる。
屋久島が魂しいの島であり、インドの「宗教・ウパニシャッド」のブラフマン・真理と、「ビルシャナ仏(真理の本体)日本の大日如来」などと、方位分割「8度・12度・16度」が、同じ真理の意味を持つものであれば、私が屋久島に産まれて37年間住んだ事に、意味が有るのではないだろうか。
そして、私が屋久島の全域を、魚釣りで廻たり、山岳の頂きで、一日中岩場に座っていたのも、肉体的体験を積むものであったのだろう。
其れに、25歳頃から、全国から来る客人を、案内して回っていたのも、意味が有ったのだろう。
今回、屋久島に帰ったのは、自宅と、母親の家を、修理する為が目的だったのに、台風が立て続けに近付いて天気が悪く、一向に大工仕事が出来ないでいる。神の都合により、私には、大工仕事をするより、屋久島の仕組みを感知する事が、優先するのだろうか。
今日までに、判明した事は、屋久島は私が想っていたより、不思議な島の様である。
屋久島に伝わる民謡「まつばんだ」では、「屋久のお山をおろかに想うな 金のくらよりまだ宝 チョイサヨ チョイサヨ 」との詞がある。
「チョイサヨ チョイサヨ」とは、朝鮮語で「目出度いな・目出度いな」と言う意味になるらしい。そして「まつばんだ」とは、中国の雲南省では「賢者の集まり」の意味が有ると聞いた事がある。
私の考えでは「まつばんだ」とは、「待晩座」であれば「寝待の山で 神のお告げを待つ人の 集い」となり、良い智恵が授かれば、「目出度い・目出度い」との事なのかも知れない。
「金の蔵よりまだ宝」とは、経済より、もっと大事なものが、存在する山と言う事になる。
私の体験からすれば、37年間、屋久島に住まなくても、場所と時を読む事が出来れば、真理・ブラフマンに到達する事は、意外に簡単なのかも知れない。
今の処を、参考として述べるならば 、次の様に成る。
(方角) (角度) (地名) (宿泊施設)
(北) 子 0度(360度) 一湊 花屋旅館
(北東)丑 30度 深川 屋久のさと
(東) 卯 90度 長久保 パッション館 P2
(東南)巽 135度 麦生 民宿 やくさば
巳 150度 尾之間 四季の宿
(南) 午 180度 平内 平内海中温泉荘
未 210度 中間 民宿 浜辺荘
(南西)坤 225度 栗生 屋久島青少年旅行村
(北西)乾 315度 永田 送陽亭
− 今後も 調査を 続行します−
ライン上に近い宿泊施設で、泊る事が出来るが、宿の無い所はテントか車中で泊るか、昼間瞑想をするなりして、エネルギーのチャージをしたら良いと考えられる。
あと、鉱脈のエネルギースポットや、滝のポイントと、エネルギーの有る神社や大樹などが有るが、其れは別のページにて紹介したいと思う。
「屋久島の神社」http://moon.ap.teacup.com/20070607/
「屋久島八十八滝巡り」http://moon.ap.teacup.com/20070822/
平成14年7月20日
礒邉自適
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