教育再生会議の第一次報告を読んで次の3点に気付かされました。
1)報告には図表やイメージがなく、文字だけでした。
左脳型人間の自己満足に終わっていないでしょうか?
2)
教育には「理念、理論、実践」の3拍子が必要です。報告には哲学の香りが少しも感じられません。「考え抜く知、他者を感じる力、先頭に立つ勇気」小宮山氏の言葉ですが、それは人間力即ち「
智・仁・勇」のことになると思われます。古代ギリシャでは「ロゴス・パトス・エトス」です。
3)もっと「
不易流行」に学びましょう。制度論やシステムは時代の流れによって変わるかもしれません。しかし、変わらないもの、それを掴めなければ教育の再生は絵に描いたもちに終わるかも知れません。

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