2009/5/20
放課後。
風紀委員一同は会議室に集まっていた。
「委員長がみんなに話す事があるようなので聞いて下さい。委員長、どうぞ。」
遠野の呼びかけにシツキが1歩前に出た。
「…みんな聞いて欲しい。風紀委員に敵対する問題児の1人が、風紀に対して和解を求めてきた。その内容はこうだ。学園の裏を突き詰めた、風紀も些か関与していることだが奴らはその上を行っている。…つまり、風紀委員自体を治め、我々をも引きこもうと考えている。そんな奴らに俺たちが屈する訳がない! 我々こそ学園に無くてはなら無いものであって、奴らに指導権を与えるつもりも無い。
聞け、風紀委員達よ! 奴らは敵だ。奴らは風紀に戦争を仕掛けてきた。問題児とつるむ一般生徒は全て敵だ。もし万が一風紀生徒が寝返った場合、すぐに俺に知らせろ。容赦なく異空間の狭間にぶち込んでやる。」
一喝により風紀委員が一斉に動き出した。
がらっとした会議室にはシツキとシツキを取り巻く何時ものメンバーしか残っていない。
「空知悠斗と椿将史、どちらも刀剣使いのようだけど…近接以外なら簡単に倒せそうじゃない? どうせなら私の知り合いにも協力得てもらう? きっとあいつなら手を貸してくれそうだけど。」
「一般生徒に頼み込んでまで力を借りる必要はない。どちらにしても問題児は燻り出さなくてはならないな。……ところで……ミストは?」
「ミスト副会長なら確か用事を済ませてからこちらに赴くとの事でしたわ。」
放課後から一斉にスタートした、問題児生徒VS風紀委員。
しかしこれは正当防衛ではなく風紀からの宣戦布告なのだ。
一般生徒は理由も分からないまま攻撃の対象になって行く。
学園内に悲鳴が響き渡った。

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