なんだか今日はつかれた。仕事も順調。空は快晴。星が見えてきれいだ。なのになんなんだ?この異常な倦怠感!家に着くと早々に靴をぬぎ捨て、ベッドの中に飛び込んだ・・・ハズだったのに・・・ココはどこ!!??限りなくつづく砂漠!限りなく広がる青い空!こんなにきれいな青空は見たことない。じゃなくてっ
「ここはどこだ〜〜〜〜〜!!!!!!」いくら叫んでも応えるものはナシ。沈黙。しょうがない。とりあえず、歩いてみるかぁ。でも、どこまで???とほほ。先がおもいやられる。とにもかくも、一歩を踏み出した。
「いったい、どこまでいけばいいの〜〜〜〜〜!!!」とうとう私は音を上げた。だって本当に何にもないんだもんっ
わたしは砂地に寝そべった。あぁ、なんて青いそら。しずかな海のよう。なぜか心が和む。あ、雲が一つ。クジラみたいな形だな。まるで泳いでいるかのようだ。すごいスピード。どんどん近づいてくる。って え?おい!ちょっと待て。人が乗ってるぞ???うひゃぁ目が合った!なんとびっくりそのまま雲クジラが降りてくるではないか!!こりゃこまったぞ。もう目の前にいるし。
目の前の人は、にっこり微笑んでいるけれど・・・黒いフード付きの布を巻き付けて右手には柄の長い鎌ときちゃぁ―まるで、死神。
「やぁ、はじめまして」
「は、はじめましてっ」なんてにこやかに握手しちゃっているけどっ こ、こわいっ
「わたしは、ヒャクショウ。稲を育てている」ヒャクショウってそのまんまやん。へ〜〜稲なんかあるんだ。ちょっと安心。首を切るためじゃなかったんだ。
「見たところ、あなたは旅人のようですが?」旅人?ちょっと違うような気がするが
「そうです。ちょっと迷い込んじゃってココがどこだかわからなくて」
「そうですか、ではちょうどいい。これから稲刈りにいくところなのですが一緒にいきますか?町に行けますよ?」町?稲を刈るなら田んぼじゃないの??まぁいいや。こんな胡散臭い人についていくのはどうかと思うが 町につけるならありがたい。
「ぜひ、おねがいします。」にっこりと微笑んだ。は、いいのだが!
「では乗ってください」乗るってこれに!?
「く、くもだよっ 雲っ」
「そうですよ?」そうですよって、そんな不思議そうにいわれても・・・。
おそるおそるクジラ雲のヒレに足をかけ、なんとか背中に乗っかった。こころなしかクジラの目が笑っているような気がするのは・・・気のせいだ! 次回へつづく

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