我究館
北京大学にいた頃に知り合った留学生のひとりが、帰国後、我究館の生徒としてバリバリ活躍していたそうです。その彼との縁で、今回東京から熊谷先生が来てくれました。もともと、「アツイコトバ」をボロボロになるまで読んでいて、いつか杉村太郎先生のような大人になりたいと思っていました。ですから、「近い将来連れてきます」と約束してもらったときは、夢心地でした。
ときどきこんな風に思ってしまいます。いつか、今見ている夢が醒めると、自分は病院のベッドに横たわっている重病患者になっているんじゃないかって。ベッドの上で動けない自分が描いた夢を、いまはただ追い続けているだけなんじゃないかって…。だけど、この夢もなかなか醒めないようですし、これがほんとうに夢なら何をやっても怖くない。じゃあ、ちょっとぐらい無理してでも頑張ってみようなんて思ったりします。10年前に「やってみたい」と言った全国周遊の講演活動も、最初はみんなから「無理、無理」って笑われたけど、最近では「先生なら出来そうですね」と言ってもらえるようになったのは、夢心地のまま生きてきたからなのかもしれません。
実際に聞いた杉村先生は、僕がいま見ている夢の中で、更に夢を見ているような、そんな人でした。


1