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    <title>柊馬のつぶやき</title>
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    <description>川柳よ、何処へいく・・</description>
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    <dc:date>2008-07-04T23:09:06+09:00</dc:date>
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    <title>堀豊次の川柳　２５</title>
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    <description>昭和39(1964)年「川柳平安」４月号

　　勲章を作り枯野にぶら下げる　　　　　　　　　堀　豊次
　　勲章のうしろから死が歩いてる
　　勲章をすかすと金が積んである
　　玩具の勲章には美しい影がある
　　金がほしい自分に空があいてくる

　　施設児のこの春の詩を讃えよう　　　　　　　　山本祥三
　　ある文字を消しかねたまま妻と座す
　　口笛が男を辛うじて保つ
　　追求の過程で紙幣にふれてしまう
　　凡人の視線が塔を這い登る

　　春をつかまえた手に打つ春の脈　　　　　　　　布部幸男
　　雑草のいのちめでたし瓦斯...</description>
    <dc:date>2008-07-04T23:09:04+09:00</dc:date>
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    <title>堀豊次の川柳２４</title>
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    <description>昭和39(1964)年「川柳平安」２月号

　掘豊次の創作なし

新撰苑上位

　　開けてはならぬドアーの鍵をてのひらに　　　　定金冬二
　　満員車の一人が狂うかも知れず
　　はじまったのを神さまはみているだけ
　　失意の日リンゴつづけて音で食う　　　　　　　乾ふたよ
　　思想を抱いたわが影をたしかめる
　　陽に向かい倫理乱した手を洗う
　　物価倍増にんじんは常に馬の鼻っ先にある　　　石川重尾
　　吊革の感触が棲みついてしまった
　　沈殿する電車ばかりであせってしまう　　　　　服部たかほ
　　点線のとおりに歩いてい...</description>
    <dc:date>2008-06-18T22:41:17+09:00</dc:date>
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    <title>堀豊次の川柳２３</title>
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    <description>昭和39(1964)年「川柳平安」１月号

　　暗殺の報伝わる電車に白く運ばれる　　　掘豊次
　　靴屋に靴並びテレビ暗殺を繰りかえす
　　ケネディのあの眼開かずダラスの町
　　弾道は現実歴史とはならず
　　歴史から抹殺される二組の妻子

　「暗殺の報伝わる」年が終わって、オリンピック開催の年が始まった。「電車に白く運ばれる」という表現は具体的に判然とした意識や認識ではなく、暗殺のニュースを聴いた当初の、「電車」のなかでの整理できぬ感情だと思われるが、大きな事件と庶民の日常性との距離感が働いた措辞と感じられる...</description>
    <dc:date>2008-05-28T22:41:24+09:00</dc:date>
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    <title>堀豊次の川柳２２</title>
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    <description>昭和38(1963)年「川柳平安」12月号

　　不意にタクト振る資本家阿呆の木登り　　　　　山本　礫
　　計量器よ父なる重さの針がない
　　そば食うしぐさもカラスに似て哀し
　　風に巻かれて一人の男去る外なし
　　はげしく倒す物を欲する時である

　　惜し気なく陽がさす土器の博物館　　　　　　　上田枯粒
　　土器欠け縄の疲れはり付く
　　埴輪余りきれいで三池国電の惨傷
　　街は夕暮れ電光ニュース嘔吐する
　　時空をこえ円い地平線に逆推進

　　　　寛哉君の結婚によせて
　　人生がはじまるきょうの顔洗う　　　　　　　...</description>
    <dc:date>2008-05-06T10:44:00+09:00</dc:date>
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    <title>掘豊次の川柳　21</title>
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    <description>　昭和38(1963)年「川柳平安」11月号

掘豊次の創作なし

　　殺人道路ナトリューム灯が発芽す　　　　　　　上田枯粒　
　　パレットにかくれ射ち来る目をかくす
　　銀行新装アクアラングに錘がある
　　衛星楕円律影は地を占むる
　　青海に髪一筋の孤独の標
　
　　秋のコーラスに枝の造形をたどる　　　　　　　中西一調
　　果粒のコーラスに指は孤独を分ける
　　浮雲が十字架を動かしたコーラスの行くえ
　　音階からあふれてゆき妻は萎えぬ

　　　　　Ｏさん死す
　　面会謝絶の張紙が「無」になった夜　　　　　　所ゆきら
...</description>
    <dc:date>2008-03-23T09:53:28+09:00</dc:date>
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    <title>掘豊次の川柳　20</title>
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    <description>　昭和38(1963)年「川柳平安」９月号

　　わが家の戸一人のわれとなり開く　掘豊次
　　蝉を聞く少年の耳となる税吏
　　暗き海に向かい胎児の列進む
　　炎天を蒸発しつつ夫婦ゆく
　　私が降りて来る階段次次生まれ

　　旅をする娘に靴下とヘクタリンと天気予報　　所ゆきら
　　軽井沢はお高くてイヤな感じのランチタイム
　　カラーヒルムにスライドした赤い上着を脱ぐ

　「胎児の列進む」の句は、掘豊次の詩性が出た句。豊次の厭戦感情が「暗き海に向かい」の表現になったと思われるが、豊次は主に輜重兵として軍馬とともに中...</description>
    <dc:date>2008-02-29T20:56:58+09:00</dc:date>
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    <title>掘豊次の川柳　19</title>
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    <description>昭和38(1963)年「川柳平安」７月号

　掘豊次の創作なし。

　この時代の表出法の一例

　　沈黙の支配の中の黄な蕊　　　　　　　溝口晏子
　　逡巡する涙の膝の爪やすり

　　音のせぬ硬貨と抑制をしている　　　　坂根寛哉
　　めがねふきながら正義が世にとぼし

　　金ためる策のめばえをわびしとも　　　北川絢一朗
　　階段が重い失意の足のうら

　「沈黙の支配」と「黄な蕊」、「逡巡」と「爪やすり」、「抑制」と「音のせぬ硬貨」、「正義が」と「めがねふきながら」、「策の」と「わびし」、「失意」と「足のうら」、思い(...</description>
    <dc:date>2008-02-16T11:31:42+09:00</dc:date>
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    <title>掘　豊次の川柳　１７</title>
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    <description>昭和38(1963)年「川柳平安」５．６月号

５月号
　　眠り――運河に沈みゆく無数の手　　　　　掘豊次
　　現実に確保した時間浮遊する性具
　　マネキン運ばれてゆき無臭の街
　　ひとりで降りるほかなし井戸の深さ

新撰苑上位入選作　

　　尾&amp;#39606;骨と穴の深さを降りてゆく　　　　　　石川重尾
　　世相がボクを剥いでく汚れた貌
　　煙霧ひろがり死者を搏つ鞭の所在
　　道路凹凸美語を吐きつづける車　　　　　　山本祥三
　　聴衆ではないすさまじき嘘を堪える試練
　　満面笑みの仮面を捨てる刻を賭け
　　踏み耐えた...</description>
    <dc:date>2008-01-23T22:50:55+09:00</dc:date>
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    <title>掘豊次の川柳　16</title>
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    <description>昭和38(1963)年、「川柳平安」３、４月号
　豊次の創作なし。
平安誌には「自由席」という友好的な通信からの抄出欄がある。３月号に興味深い便りが載っている

中尾藻介(田辺)　　本格でも伝統でも三要素でも名前はどうでもよろしいけれど、十七字に煮詰めた、そして一読して分かってもらえる川柳がだんだん減ってゆくようなのを心細がっています。比較して見劣りするほうが負けなのですから、ない力をふりしぼって負けないように蒼竜閣に打ち込んでみます。

とある。「本格でも伝統でも三要素でも」と自分の認識を一度分けて、だか...</description>
    <dc:date>2008-01-01T16:40:36+09:00</dc:date>
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    <title>堀　豊次の川柳　15</title>
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    <description>昭和38(1963)年「川柳平安」２月号
　豊次の創作なし。苦手な散文を２ページ半ほど書いて句作できなかったのかも。
その「机辺断章」から抄出。
「理屈ぬきに、その作品を愛される作家として、竹二さんは柳界にとってもっとも大きな存在であったことは衆知のことである。その竹二さんの作品が、その人とともに永遠に生まれなくなったことを、しみじみと川柳によってつながれている多くの友人の一人として、二重の哀しみに耐えてゆかねばならないのである。」
「私が一回目の応召から帰還したとき、「ご苦労さんでした」と、私の家をわ...</description>
    <dc:date>2007-11-28T23:19:40+09:00</dc:date>
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