原題は「G.I. JOE: THE RISE OF COBRA」。
あたかもシリーズものの1作のような原題が、邦題では単なる「G.I.ジョー」に。
さて、私にとって、「G.I.ジョー」は、フィギュアの一形態という認識しかなく、ある意味真っ白の状態、前情報は予告編だけで、観てきました。
監督がスティーヴン・ソマーズなので、大風呂敷映画なのは予想ができましたが、随所にスターウォーズを彷彿とさせる場面があったのは、予想外でした。
物語は、いきなりクライマックスというか、序盤で事件の黒幕が明らかになるという構成をとってました。そして、途中から出てくる謎の人物の正体も、たいへん素直に予想ができるなど、この作品は、謎解きなんかはどうでもいい、作品なのでした。
確かに、あれだけアクションシーンを満載していれば、へたな謎解きを観客に提示するよりは、映像の迫力を楽しませる方が理にかなっているのですが、そのためには、アクションシーンに相当な自信が必要かと。
で、実際に、アクションシーンの迫力はすごかったです。
人物アクションがどこからCGなのかは判然としませんが、一歩間違えたら笑いが生じてしまう、限界ぎりぎりのところで荒唐無稽に踏み込むことなく、微妙なバランスが保たれていたと思います。
そのせいで、非常に深刻な事態が連続しているにもかかわらず、軽い気持ちで最後まで観ることができました。
ラスト、事件に決着がついて、そういえば、大統領は?と思っていたら、きっちり続編を意識した終わり方をしてくれました。
日本では、中身がない、として酷評され、アメリカでは大ヒットする気がします。
個人的には、とっても楽しかったです。

0