THE BEATLES MONO BOX
買ってしまいました。
87年から発売されたCDを一揃い持っているので、「単なる」リマスターにはあまり食指が動かなかったのですが、ラジオで放送された MONO BOX の一部を聞いて、記憶にある音楽との差を実感し、即、注文とあいなりました。
その時点で、「完全初回生産限定盤」である日本盤は売り切れており、amazon.com のほうで、後日「確実に」入荷予定の米国盤を注文しました。
ところが、日本盤も、なぜか、その後注文可能となり、結局もとの注文はキャンセルして、日本盤を購入しました。日本語資料が付いている分も含め、お値段は随分と高いのですが。
で、今、ぼちぼち聞いている最中です。
確かに、新たな発見が結構・・。
さて、マニア以外の方には、今回のリマスター騒動は理解しがたいかと思いますが、私なりに解説すると、以下のとおりです。
そもそも、THE BEATLES が活動していた60年代は、まだまだ「モノラル」レコードが主流だったそうです。従って、THE BEATLES の音楽も、「モノラル」での商品化がメインでした。ただ、既に「ステレオ」も存在していたので、「ステレオ」での商品化も並行して行われていた、そうです。
それが、紆余曲折を経て、87年にCD化される際には、初期の数枚のアルバムを除いて、「ステレオ」による商品化が行われました。
この20年間ほど私が馴れ親しんできた THE BEATLES は、このバージョンなわけです。
ところが、今回のリマスター企画は、「ステレオ」版のみならず、本来のオリジナルである「モノラル」版もリマスターして発売しよう、という企画なのでした。
けど、「「モノラル」って、「ステレオ」の左右の音を一つのスピーカーで鳴らせば同じじゃないの?」。
実は、THE BEATLES の場合、「モノラル」と「ステレオ」では、一部、最終的に使用されているテイクその他に違いがあります。使用されている演奏が異なれば、完成形も「別物」になるので当然の帰結です。
そのあたりが、今回のリマスター企画のひとつの目玉なのでした。
そして、それにまんまと乗せられた消費者が、ここにも一人いたのでした。
さすがに、「ステレオ」版のボックスまでは買いませんでしたが。

0