「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐 レビュー」
スター・ウォーズ 全般
今日は三連休の最終日。シスの復讐公開から1週間が過ぎ、この三連休の映画館は大盛況!多くの方がシスの復讐を見たことだろう。
そこで、シスの復讐の映画そのものについて
ネタバレ込みで書こうと思う。今までキャンペーンやイベントを追いかけていてなかなか書けなかったので・・・
オープニングクロールで「EPISODEV REVENGE OF THE SITH」の文字を見て、ついにここまで来たんだと感無量。
戦争だ!というわけで、ドン!ドン!とバスドラムが鳴り響く中(これはルーカスが影響を受けたエロール・フリンの海賊映画のお約束)、観客をあっという間にドンパチの真っ只中にブチ込むコルサント軌道上の大艦隊戦は、「これが見たかったんだよ!」というシーンの連続!
インビジブル・ハンド内でのオビ=ワンとアナキンの活躍も、軽口を叩きながら敵をバッタバッタやっつけるという銀河のヒーローにふさわしい大暴れっぷり!R2も驚愕の戦闘能力を見せる!
ドゥークー伯爵との対決の舞台は第2デススターの皇帝の間を彷彿とさせる。パルパティーンが似た形の椅子に座っているのだから!ここでアナキンはルークのように暗黒面の誘惑を受ける。ルークはそれを拒んだが、アナキンは受け入れてしまう。
この冒頭の議長救出作戦までは大活劇だが、この先はひたすらダークなストーリーが続く。
アナキンはパドメの死を「見て」しまう。そこでパルパティーンによる暗黒面の誘惑が・・・どうにもこうにもいかない状況に陥ったアナキンは最愛の人のため、悪に染まることになる。
そんな大の親友が煮詰まりきっていた頃、オビ=ワンはグリーヴァス将軍と対決、必殺ポーズを決めまくっていた!
そしてついにアナキンを味方につけたパルパティーンは、オーダー66を発動、銀河中のジェダイの皆殺し指令を出す!各地で抹殺されるジェダイ(ヨーダは逆にトルーパーの首を斬り落とす)。
ダース・ベイダーとかっこいい名前を命名されたアナキンはトルーパーを率いてジェダイテンプルに殴り込み!ガキだろうが容赦しない!
ジェダイを一掃し、高らかに帝国の建国を宣言するパルパティーン。満場の拍手と共に自由が失われていく光景は、民主主義に基づいた決定で独裁制へと移っていった実際の歴史を彷彿とさせる。きっとこんな事は今も起こっているに違いない!
オビ=ワンは親友であり、兄弟も同然だったアナキンを止めるため、ムスタファーで最後の戦いに赴く。ここからは号泣必至の展開。パドメを救うため、悪行を重ねたアナキンは、皮肉なことにもはやパドメの知るアニーではなくなっていた。二人で静かに暮らそうと言うパドメと、二人の帝国を作ろうと言うアナキン。ついにアナキンは最愛の人を手にかけようとしてしまう。もう元には戻せなくなった二人。
そして28年前から伝えられてきたアナキンとオビ=ワンの対決。これこそまさにファンが長年待ち望んでいたものだ!待った甲斐のある、猛烈な殺陣!ジョン・ウィリアムスのスコアは今回もいい仕事をしている!
「You were the Chosen One!」
アナキンとオビ=ワンはどこで、どう間違えてしまったのか。この悲劇にはただ泣いてやる事しかできない。
オビ=ワンがアナキンのライトセーバーを拾い、それに続くベイダーサイボーグ化のシーンでは、ついに「宿命の輪が閉じた」。異形の者になっていくアナキンと、葬送されていくパドメがモンタージュされ、二人の恋の悲劇的な終焉を効果的に表す。パドメがつけたシャポーのお守りも泣ける。
しかし、この愛は新たなる希望を生む。オルデランへ送られるレイアと、タトゥイーンのラーズ家へ引き取られるルークだ。この二人は多くのジェダイと違い、家族愛に囲まれて育ち、やがて父であるアナキンを救うのだ。新たなる希望を象徴する二重太陽。エピソード2で二重太陽が出なかった理由がようやくわかる・・・
新三部作では一番よい出来である。予定されていた、描くべきことを脇道にそれずきちんと描いているし。ただ、一部に矛盾点ができてしまったのは・・・今後DVDで修正か?!
エピソード3を見終えた後は、すぐに旧三部作を見直したくなる!本作を見た後は、今までと違って見えてくるのだ。何気ないシーンに新たな意味が加わり、思わぬエモーションを与えてくれる。
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