凱旋門賞
◎ヴィジオンデタ
○ザルカヴァ
▲デュークオブマーマレード
△ソルジャーオブフォーチュン
×ザンベジサン
×ユームザイン
注メイショウサムソン
世界を震撼させたダンシングブレーヴを彷彿とさせるような鬼脚で勝利した
フランスの牝馬3冠馬
ザルカヴァ。
人気を集めているが、3歳牝馬の勝利は82年のアキーダまで遡らなければならない。
(ただ、同日のオペラ賞が00年にGTに格上げされた影響もある)
まだ牡馬と戦っていないこともあり、2番手評価。
同じく6戦全勝である
ヴィジオンデタを本命視する。
世界ランク1位の
デュークオブマーマレードは本質的にクラシックは長い。単穴まで。
A.オブライエン厩舎の看板馬
ソルジャーオブフォーチュンは久々でどうか。連穴。
穴は去年不利を受けながらも頭差の2着に入った
ユームザイン。
もう1頭挙げるとすると、ロンシャンで重賞2勝の
ザンベジサン。
メイショウサムソンは父オペラハウス、母の父はダンシングブレーヴ。
血統的に欧州にゆかりがあり、今まで遠征した日本馬の中では期待できる。
というのは能力以外にも様々な理由があって、競馬の歴史そのものにも関係している。
サラブレッドは良血の近親配合により改良され、それ以外は淘汰されてきた。
しかも“良血”というのは発祥地イギリスの伝統的な血統のことで、
初期のフランス・イタリア、アメリカ、そして日本の血は汚らわしいものとされた。
つまりヨーロッパ人にとって、自国の誇り高き庭を他の地域に荒らされたくないのだ。
その最たる例が2年前。ディープインパクトが出走した凱旋門賞だ。
彼らは出走頭数を絞ってまで“日本包囲網”を敷き、
ディープを負かせるレースをした。結果的にディープは失格になったが、
あの年名前すら挙がらなかったレイルリンクが優勝しても別におかしくなかったのだ。
過去86年ヨーロッパ以外の調教地の馬が頂点に立ったことはない。
だがサムソンは完全なるアウェーではない。7番人気ならマークもされない。
ロンシャンでは何が何でも好位で競馬する必要があるが、サムソンなら大丈夫。
近年稀に見るハイレベルなレースになりそうだが、
ひとつでも上の順位を目指してがんばって欲しい。