「筋肉系ヴォーカルレッスン」
この間、担当してくれていたジムのトレーナーの結婚パーティに
出席した。
参加者は当然、ジムのトレーナとK-1の先生ばかりで、
えらく健康的な雰囲気のパーティーだった。
誰もタバコを吸わないし、居心地は良かったが
横でトレーナーが食事内容のチェックしてくれるので
少しだけ緊張してしまった。
「このローストチキンの皮は外しましょう、脂肪が多いので」
「ワインは白より赤の方が太らないですよ」
「さっき、見てたんですけど、そんなに食べないですね…」
おっ〜、自分もはめを外したいハズなのに
なんて仕事熱心なんだ。
さすが、プロだと、感動してしまった。
さて、その後珍しく数人でカラオケに行く事になった。
同じテーブルになった、トレーナー数人とK-1の先生が
是非、ワンポイントレッスンをして欲しいというのだ。
みんなが普段どんな歌を歌うか興味が合ったので2時間だけ
行く事にした。
ボックスに入ると、やたらと身体を鍛えた若いイケメンの男達で
部屋が狭く感じられた。(勿論、俺以外ね。)
ラインナップは、坂口憲二似、ジャニーズ系、ホスト系、格闘強面系の面々。
皆、積極的なのでいきなり質問攻めにあった。
俺「それでは、まず呼吸法を練習してみましょう!」
「お腹に手の平を当てて、膨らませませす」
坂口 「腹直筋をつかうのですね」
俺 「次に骨盤をまっすぐにしましょう」
坂口 「たいかん部、コアマッスルを締めるのですね」
俺「今度は胸に手の平を当てて、肩があまり上下しないようにして」
ホスト系「僧房筋を動かさないという事ですね」
俺 「胸の広さをキープしたまま吐き出します」
ジャニーズ系「肩甲骨を締めるのですね」
俺 「息を吐く時に顎をあげないように」
格闘家「パンチ打つとき見たいにですか?」
俺 「…」
いちいち、反応が新鮮でおかしくてしょうがなかった。
この後。リップロールとタングトリルを教えたら
みんなやたらとハマってしまい。
狭いカラオケボックの中に プルルルッル! トルxルルルルルルルルル!
と異様な音が響きまくり、外から見たらかなり ひく光景だったろう。
ガイズ 「これ、為になりますね、今日は歌わないでこれだけで行きたいくらいです ね。どんな地味で単調な練習でも飽きずに何時間でも練習できますから
厳しく指導してください!!」
俺 「いいですね。でも今日はそろそろ曲を歌いましょうか」
ガイズ 「う押忍〜す!!」
こうして、すげえノリのカラオケボックスセミナーは続いた。
中でも k-1の先生が歌った、マキシマムザホルモンには参りました。
こういう歌をボックスで歌う人がいるという事に感動。
こうして、筋肉DEEPなカラオケボックスは深夜まで続いていった…